POLOかBOLOか、それが問題だ。その1。

-POLOとBOLO その1 -
道具屋おやじ本日は、
20年以上も前に購入した、
馬印のコーデュロイシャツを着ております。

なんでいまさらこんなシャツを着ているかといえば…。

話しは長くなりますよ。

今から約17年ほど前に遡りますが、
2005年にヘンリーズフォークに釣りに行った時に、
シムスの工場見学に行きました。




その時は社長のMr.KCが自ら、
工場のあちこちを案内してくださったのですが、
シムスの工場内はほとんどゴミが見当たらず、
その綺麗さにびっくりしました。

また、ウェーダーの水漏れ検査も、
1足づつちゃんとやっておられましたので、
これなら安心と思って、
それ以降、当方ではシムスのウェーダーを
メインにすることに決めました。

翌年だったと思いますが、
社長のMr.KCがうちの店に来られて、
”これからはウェーダーだけではなくウェア類にも力を入れる”
そうおっしゃられたので、

”ではおいらもシムスのウェアを着ましょう”
などとがっちりと握手。
以来、道具屋おやじのユニフォームはシムス一色となって、
今日にいたっております。

で、今まではチビでデブのオイラにも、
シムスのSサイズで
なんとかなったのですが、
最近のシムスはサイズが微妙に変わって来ているようで、
シャツやベストを羽織ってみても、
なんだかしっくりときません。

従来サイズよりも身幅が狭くなり、
そして着丈が長くなってきたようで、
要するにアメリカ人がよりスレンダーに、
より身長が高くなってきたようです。

先日も、173cmもある方が、
シムスのシャツのSサイズを買って下さったのですが、
最初は身長を聞いてMサイズをお出ししたところ、
なんだか大きい。
そこでSサイズをお出ししたところ、
それでちょうど良いということになりました。

ご常連の皆様がフォールランのベストを羽織っても、
着丈が長くなっているので、175cmぐらいなら、
Sサイズでもいいんじゃない、などとおっしゃいます。

試しに自分で着てみても、
身幅が狭いので窮屈に感じますが、
着丈が長いのでなんだかみっともない。

確認のため、昔のシムスのシャツやジャケットを着てみると、
サイズ感は全然問題ありません。
ついに道具屋おやじ、
時代についていけなくなってしまったようです。

さて困った、
シムスの社長と17年前に固い握手を交わしたのですが、
サイズが合わないとなると約束どころではありません。

これからは何を着たらいいのでしょう?

道具屋おやじ、着るものがなくて、
ちょっとばかり困ってます。

その2に続く。




子離れと親離れ。その2。

前回からの続きです。

———

介護施設に勤務されている、
ご常連のIさんが来られたので、
いろんな話をしておりますと、

Iさんが勤務しておられる介護施設にも、
いろんな人間が来られるようで、
中には高齢の親の年金をあてにして働かず、
パチンコばかりしている人もおられるとか。

なるほど、よく新聞紙面を賑わすアレですね。
亡くなった親の葬式を出さないで、
生きているふりをして、
そのまま親の年金をもらい続けるという、
こまった輩のことですね。

親がなくなったら年金をもらうことができないので、
自分自身の生活費にも困ってしまう。
それならそのまま生きていることにして、
亡骸も布団に寝かせたままで、
何か月も一緒に過ごす。
そんな事件をしょっちゅう目にするのだけれど、
自分の親とはいえ、
亡くなった人とよく一緒に過ごせるものだ。

当然、臭いもでてくるだろうし、
違う部屋で寝起きしていても、
どうやって眠っているのだろうと感心してしまう。

こんな親離れできない人が世の中にはけっこういるようで、
先日、猟銃で弔問に訪れた医師を射殺した人も、
親の年金をあてにしていた、
そんな噂がチラホラ。

親離れできないのも、
子離れできないのも、
どっちもまずいよね。

自分のことを棚に上げて、
道具屋おやじ、
嫌な世の中の風潮を、
ここぞとばかり嘆くのでありました。




子離れと親離れ。その1。

金融機関に勤める息子が転勤することになった。

息子は5年ほど前に名古屋の大学を卒業して、
そのままずっと某金融機関の名古屋支店に勤めていたが、
金融機関はどこでも転勤がつきもので、
いつまでも同じ支店にいられるわけではない。

息子の勤める会社では、
同一支店は最長5年勤務ということで、
今回は転勤願いを出したところ、
東京の新宿に行くことになって、
先日、最終の新幹線で旅立って行った。

ところで話しは変わるが、
息子は結婚してから我が家の近くに住んでいて、
何かあるたびにうちの嫁が駆けつけて、
あれこれと世話を焼いている。

うちの嫁は孫の顔が見れるからと、
大喜びで駆けつけるのだけれど、
息子の嫁さんの邪魔をしていないかと、
ちょっと心配だった。

けれども、
うちの嫁も、息子の嫁さんと仲良くやっているので、
まぁたいして問題があるわけではない。

ただ、
あまり手伝ってやると、
息子が親離れできないんじゃないかと、
余計な心配をしていたのだけれど、

いざ、息子の転勤が決まって旅立っていくと、
不覚にも涙がこぼれそうになった。

おやまぁ、親離れできない息子の心配どころか、
子離れできないオイラのほうが情けないわ。
などと年取った道具屋おやじは、
自分の未熟さを反省するのでありました。

こうやって、親も子供も育って行くのだろう。
孫の顔を見れなくなるのは寂しいけれど、
息子の人生を邪魔するわけにもいかない。

我慢、我慢と自分に言い聞かせるのでありました。

続く