蒙が啓く(もうがひらく)、その2.

蒙が啓く(もうがひらく)、その1.から続く。

養殖のヒラマサを買って帰って、
小料理屋”みゆき亭”の女将特製の漬け汁に着け込みました。
漬けてから2時間ぐらい経ってます。





お皿に盛って、
漬け(左)と、刺身(右)を食べ比べ。

相変わらず刺身はパッとしませんが、
漬けは美味しかった~
漬けると生臭さが飛びますので、
味がとてもまろやか。
美味しいですねぇ。

また余分な脂が落ちるのか、
さっぱりとした食感ですので、
イメージのヒラマサにちょっと近くなりました。

ソルトの達人の口コミ、
本当でした。
ご指導ありがとうございます。
蒙がひとつ啓きました。

ちなみに今夜の晩御飯はこんな感じで、
後ろの右は本ます(サクラマス)の塩焼きと、
左は白ミル貝の刺身。
そして二宮先生から頂戴した富士。
今夜は最初から水割りでいただきます。

さすがにサクラマス様は抜群で、
食べかけたらあっという間になくなっちゃった。
(汚い画像で申し訳ない)

つまみが美味しいとお酒が進みますね。
前回、水割りの美味しさに目覚めた道具屋おやじ。
今回、ちょっと寒いのでお湯割りにしたら、
さらに香りが花開くようで、
今まで味わったことのないような美味しさです。

またまた話は飛びますが、
道具屋おやじ、
初めて味わったウィスキーがグレンリベットで、
それ以来、ウィスキーを飲むときは、
シングルモルトばかり飲んでおりました。

ところが今回は二宮先生のおかげで、
シングルグレーンのウィスキーも、
とても美味しいと教えられました。

シングルグレーンのウィスキーは、
香りがとても豊かですね。
そしてそれはストレートで飲むよりも、
水割りやお湯割りのほうが、
そのウィスキーが持っている個性を
さらに引き出せるなんて、
びっくりしました。

先生のおかげでまた一つ、
無知蒙昧が減りました。

最後はヒラマサの漬け丼で締め。
とても美味しくいただきました。

というわけで、
皆様のおかげで少しづつ、
知恵が増えていきます。

人生いつまでたっても修行の連続ですね。
勉強になりました。

-お困りごとのご相談は-
お困りごとのご相談は、弁護士の二宮先生にどうぞ。
人情家の先生ですので、きっと力になっていただけますよ。

弁護士 二宮 広治(にのみや こうじ)先生
登録番号 42048
外堀通り法律事務所
〒460-0002
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蒙が啓く(もうがひらく)、その1.

先週の定休日(3/6)は、
確定申告が迫っておりますので、
一日中書類とにらめっこ。

とりあえず下書きまでできたので、
休憩を兼ねて、近所のスーパーへ。

ちょっと前のヤガラの記事でもご紹介した通り、
このスーパーは新鮮な魚が豊富にあって、
珍しいものが並んでいる。
アオハタとかキジハタとかオオモンハタとか、
ハタ類もよく並んでいるので、
釣り道具屋としては、
売り場を見るのが楽しくてしょうがない。

さて今日は何が並んでいるかな?

わくわくしながら覗いてみますと、

おやまぁ!

北海道産の本ますなどと書いてありますが、
これ、絶対にサクラマスでしょ。
これは買うしかないってことで、
焼き物用に切り身にしていただきました。




さらに何かないか見ておりますと、

おやまぁ!

前回、失敗したヒラマサ様が、
またまた養殖として売っている。

これどうしようかなぁ?
実は1週間ほど前にも購入したのだけれど、
ヒラマサ感が全然なかった!

養殖のブリやカンパチと同じ味がしたので、
ヒラマサらしさが微塵も残っていない。
きっと同じペレットを使っているのでしょう。

今日は見送ろうかな?
しばらく迷っておりますと、
たまたまつい最近、
ご来店いただいたソルトの達人の言葉が、
フッとよみがえってきた。

”漬けにしたら美味しいですよ”

そこで小料理屋 ”みゆき亭” の女将に、
漬け汁がすぐにできるかどうか聞いてみると、

”大丈夫!”

自信満々の返事が返ってきたので、
買い物かごの中へ。



ところで話は変わりますが、
道具屋おやじが若かりし頃、
10年ほど会社員をやっておりました。

その時の社員旅行で、
九州方面へ釣れて行ってもらったのですが、
そこで出てきた天然のヒラマサの刺身が、
バツグンでした。

上品な脂が程よく乗っていて、
くどくないので、
いくら食べても食べ飽きない。
ブリやカンパチなど足元にも及ばない。

すでに釣り道具屋をやることを決めていたので、
魚に対しての多少の知識は蓄えていたのですが、
養殖技術が確立していないヒラマサについては、

”水産会社や仲卸の社長が食べるもの”
”一般には入手困難で食べることはできない”
”値段も高価!”

そんな話を聞いていたので、

ヒラマサは凄い魚だ。
養殖もできないから、天然物を食べるしかない。
商売を成功して、ヒラマサを食べれるように、
なりたいものだ。
などと固く決心するのでありました。

さて、素晴らしいヒラマサと巡りあってから、
すでに30年以上経過しておりますが、
残念ながらヒラマサを食べることができるほどに
成長はしておりません。
天然のヒラマサどころか、養殖のブリやカンパチが
精一杯の有様ですので、商売下手やわぁ~
自分の実力のなさを恥じる毎日ですが…。

先日、憧れのヒラマサ様が、
近所のスーパーに並んでいるのを見て、
飛びつくように買った道具屋おやじ。
しめしめ、ヒラマサが売っているなんて、
このスーパーやるじゃないと思っておりますと、

パッケージに、

”養殖物” と表示しております。

これは今回の養殖のシール
これは今回の養殖のシールですが前回と同じシールです。

アレッ?
ヒラマサって養殖できるようになったの?
いつの間に?

無知蒙昧の道具屋おやじですが、
釣り道具屋としては知らないと恥ずかしいので、
買い物バッグに養殖のヒラマサをいれて、
こそこそと人目を忍ぶように帰ってきました。

当方のご常連の家具屋の社長も、
ここに良くこられますので、
見られないようにとっと帰宅する羽目に…。

で、その日の晩御飯に刺身をいただいたのですが、
あれぇ?
これはヒラマサじゃないよね。
養殖のブリやカンパチと同じだよね。

30年前の素晴らしいヒラマサが幻に終わって、
がっくりするのでありました。

その2~3日後、
ご来店いただいたソルトの達人に、
ヒラマサ買ったけどうまくない、
などと話しておりますと、
漬けにすると美味しいですよと教えていただいた。

この時も道具屋おやじ、
漬けが美味しいなんて知りませんので、
自分の無知を恥じるのみですが、
それじゃぁ次回、もし売り場に並んでいたら、
絶対にチャレンジしてやろうと思ったのが、
今回、2回目の養殖ヒラマサです。

長くなったので、その2 に続きます。




シングルグレーン富士

先日ご来店いただいた二宮先生から、
素敵なプレゼントを頂戴しました。

シングルグレーンのウィスキー、
御殿場蒸留所の ”富士” です。

素晴らしいウィスキーですが、
なかなか入手困難との口コミつきの逸品。
ご縁があって我が家にきてくれました。
ようこそ!

そこで、
小料理屋”みゆき亭”の女将に、
鰻を2本用意してもらって、
まずは記念写真パチリ。

”どんな感じにしましょう?”

女将が聞くので、

1匹の半分を鰻ザクで、
もう半分は鰻巻きでお願いします。

残りの1匹は、うな丼でちょっといただいて、
最後はお茶漬けがいいです。

などと素晴らしいウィスキーの前で、
嫁と料理屋さんごっこ。

しばし待っておりますと、
出てきたのはこんな感じ。

せっかくのウィスキーなので、
まずはストレートのロックでいただきます。

このウィスキー、
香り高く、口当たりも柔らかなので、
とても美味しい。
するすると飲めちゃいます。

すぐに飲んじゃったので、
2杯目を注ごうとすると女将から、

”水割りにしたほうがいいんじゃない?”

などと、老体にはとても適切なアドバイスが…

そこで水割りにしてみますと、
これがまぁ美味しい!!!

閉じ込められていたいろんなものが、
水で割ることによって花開く!

そんな感じで、
ストレートで飲むよりもさらに美味しくなりました。

そういえばヨーロッパかイギリスの何処かでは、
ウィスキーは水割りのほうが、
そのウィスキーの個性が引き出される、
そんな言われ方をしていると思い出したのは、
水割りが美味しくて何杯か飲んでから。

ベロベロに酔っぱらって、
もうこれ以上は飲めませんというほどに
飲んじゃいました。

二宮先生、
素晴らしいプレゼント、
ご馳走様でした。

-お困りごとのご相談は-
お困りごとのご相談は、弁護士の二宮先生にどうぞ。
人情家の先生ですので、きっと力になっていただけますよ。

弁護士 二宮 広治(にのみや こうじ)先生
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