「仙」という字は「誰も知らない世界」を意味するとか。

今朝(1/08)の中日新聞の25面には、

「寝たきり社長」の抱く夢

というコラムがあって、

愛知県東海市でホームページ制作などを手掛ける、
佐藤仙務社長のご奮闘を取り上げてありました。

佐藤社長は小さい頃に、
「脊髄性筋萎縮症」と診断され、
筋肉が動かせず、ほとんど寝たきりだそうだ。

それでも絶望することなく、
19歳の時に会社を立ち上げられて、
今に至るそうですが、

”立派だなぁ、
もし道具屋おやじが寝たきりになったら、
きっと絶望して何もできないだろうなぁ”

などと思いながら、紙面を読んでおりました。

ちなみに佐藤社長の会社名は、
「株式会社仙拓」ですが、
この名前は、
一緒に会社を作った方の名前を一字づつとって、
お付けになったとのことですが、

後で調べたところ、
「仙」という字には、
「誰も知らない世界」という意味があるそうで、
会社の名前も、
「誰も知らない世界を拓く」という、
素晴らしい意味合いを持つ社名になったそうです。

「仙拓」=誰も知らない世界を切り拓くって、
本当に凄いことですね、
ぜひ頑張っていただきたいものです。





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ところで「仙」といえば、
先日(1/4)旅立たれた
星野仙一(享年70歳)さんにも、
お名前に「仙」の文字がありますね。

中日ドラゴンズのファンを、
大いに沸かせた星野仙一さんも、

闘将として、
確かに「誰も知らない世界」を
大きく切り拓かれたことでしょう。

星野仙一さんは、
母子家庭でお育ちになった、
との記事を読んだことがありますが、

星野さんのお母さんは、
家族を支えるために、
朝の3時から夜遅くまで働いて
おられたとのこと。
本当にご立派だなぁ、
とても真似のできないことだなぁ、
などと、思わず目頭が熱くなってしまいます。

苦労された星野仙一さんのお母さんと、
またご本人のご苦労が忍ばれますね。

さて翻ってわが身、
誰も知らない世界を切り拓くことなど、
到底できませんが、
こんないい話を皆さんにお伝えすることは
できますので、
それで良しとしましょう。




唯一生き残るのは、変化できる者である。

ダーウィンのことばに

 ”最も強い者が生き残るのではなく、

 最も賢い者が生き延びるのでもない。

 唯一生き残るのは、変化できる者である。”

というのがありますが、

かっての恐竜のように、
世界を支配する絶対的王者でも、
環境が変化すれば生き残れない。
生き残れるものは、
環境にあわせて変化できる物だけ
そんな意味あいのようです。

ところで、
1/1の中日新聞の39面には、
今年から始まった新しいコラムに、

”ももとせ物語”

というのがあって、
その第一号は桑名の柿安さんでした。

 柿安に興味のある方はこちら

柿安は、
牛肉、レストラン、惣菜などで有名ですが、
もともとは”柿の安っさ”と呼ばれた、
赤塚安次郎さんが柿の行商をしておられて、

ある日、
東京で牛鍋やさんが繁盛しているのを聞いて、
実際に上京してその味を確かめ、
桑名で牛鍋屋を始めたとのこと。

屋号は”柿安”で、
ずいぶん繁盛して現在にいたるそうですが、
柿の行商から牛鍋屋さんに転じたあたり、

”変化できるものだけが生き残れる”
というダーウィンの言葉を、
彷彿とさせますね。





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ただ柿安さんもすべてが順調というわけでもなく、
狂牛病の文字がメディアを賑わせた2001年には、
もともと柿安さんは、
牛肉で事業を発展させてきたお店ですので、
相当に苦しかったとか。

ただその時も手をこまねいて見ているのではなく、
レストラン部門の大半を閉鎖して、
デパ地下に代表される惣菜部門に資本と尽力を
集中したとのこと。

これによって1年ほどで業績を回復したそうで、
やはりここでも、
変わらなければ生き残れないことが、
よく分かります。

でもねぇ~

変わらなければ生き残れないって、
言うのは簡単ですが、なかなか実行が伴わないもの。
第一、どうやって変わったらいいのか、
凡人の道具屋オヤジにはいい知恵がまったく浮かびません。

けれどもそれだけじゃ新しい波は起こせませんので、
せめて毎日の徒然のなかで、
なにかきっかけがないか、
アンテナを広くするだけでも、
変化に繋げることができるかもしれませんね。

革命が成功したものが伝統になる、
などと誰かが言っていた、かな?




背後霊?

先日のこと。
名古屋港のおかっぱりポイントに突撃したのだけど、
30分やっても1時間やっても、
全然アタリがない。

狙っているのはメバルかカサゴですが、
彼らのヒットがなくても、
小さいシーバスならよく釣れますので、
根魚系が駄目ならチーバスでも、

と思って小さいなシラスパターンを
シコシコと引っ張り続けたのだけど、
相変わらずアタリがないまま、
1時間半ほど過ぎてしまった。

海の釣りの場合、
難しいのは潮のタイミングで、
魚が居ても潮の動きが悪かったら、
スイッチが入らないことが多いので、
もう少したって、
下げが始まったらヒットがあるかも、
と思って、そのまま惰性で、
投げちゃ引きを繰り返していた。




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ところがこの日は、
潮が動き出しても反応が悪く、
釣り始めてからすでに2時間以上は経過しているのに、
相変わらず何のヒットもない。

おまけに、
なんだか背中のあたりがゾクゾクする。
ちょうど風邪でもひいたような感じで、
寒気もするので、
今日は早上がりにしようかと思っていた。

ただ、諦めるのも悔しいので、
ずっと投げ続けていると、
またまた背中のあたりがゾクゾクして、
まるで背後霊につかまったかのよう。
強烈な視線も感じます。

ジジィは案外に霊感が強いので、
ひょっとしたらと思って、
背後をひょいと振り返ると、
後ろのほうで小さい玉がキラリ。

ゲゲッ、ついに出たか?
火の玉かなぁ?
今日は止めときゃよかったよ。
わきの下に冷たいものが流れるのを感じつつ、
その光る玉を見ておりますと、
なんだかその玉が動く。

で、よ~く目を凝らしておりますと、
光る玉が二つになって、こちらのほうに向かってきたので、
震える手をおさえつつカメラを取り出して、パシャリ。

襲われる前に証拠写真を残しておこうと思ったのだけど、
パシャリとやったらニャァ~と鳴いた。

拡大して、

明るくしてみると、

お猫様でした。

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背後霊じゃなくて良かった~
ホッとしたのだけれど、
こんどはそのお猫様が、
ずっと背後霊のように後ろにへばりついていて、
全然動こうとしない。

”もしもし、そこにいるとラインが引っかかって危ないので、
ちょっと横にどいてください。”
などと頼んでも駄目。

これはきっと人慣れした猫で、
しょっちゅう釣り人から釣った魚をもらっているのだな。
オイラのことを名人と思って、
後ろから離れないに違いない。

それならそれで見事に釣って見せましょう。
そう思って、それから1時間ほどは、
あーでもない、こーでもないと、
いろいろやったのだけどまったく駄目。

潮が悪いと魚の気配がすべて消えちゃう時があるのだけど、
この日はそんな感じ。

さらに30分ぐらい悪戦苦闘して、
ようやくチーバスを1匹キャッチして、
”さぁ、お待たせしました”
と後ろを振り返ると、
ありゃま、
お猫様の姿は何処にもない。

オイラがあまりにも下手なので、
他の釣り人の所にでも行ってしまったのかも。

猫にまで見透かされてしまったオイラの下手さ加減、
この日は行かなかったことにしました。