ラストホープとブラックミッジ、今日もせっせとタイイング。

この季節はおかげさまでミッジがよく売れます。

ミッジを使う状況としては、
シラハエ(オイカワ)、長良川のシラメ、
管理釣り場でユスリカ系がハッチしたとき、
などが考えられますが、

シラメは来シーズンですので、
きっとシラハエか、
管理釣り場でお使いになるのでしょう。

ミッジの中で一番好きなのが、
当店の名前の由来にもなったラストホープ(左)、
そしてやはり古くから伝わるブラックミッジ(右)の
2本です。
どちらもスペントにしており、
ハックルを巻くパターンよりも、
フッキング率が向上します。

これではちょっと見にくいので、
画像を大きくしてみましょう。

左-#22ラストホープ スペント、右-#22ブラックミッジ スペント
左-#22ラストホープ スペント、右-#22ブラックミッジ スペント

-ラストホープ-
ラストホープはイギリスに古くから伝わるパターンで、
その名のとおり、釣れない時の最後の望み。

”ネーミングの素晴らしさから、このフライは外せない”と、
40年前に田渕義雄さんがフライフィッシング教書で
ご紹介されましたが、

ネーミングだけではなく、
このフライの実力からいっても、
フライボックスの中に必ず忍ばせたいパターンです。

正確なマテリアルは今となってはわかりませんし、
ましてやスペントパターンを使っていたかどうかさえ
定かではありませんので、
当方のラストホープはオリジナル仕様となっております。
クイル系をボディに巻きますと素晴らしい仕上がりになりますので、
道具屋オヤジはクイルボディを好んで使っております。




-ブラックミッジ-

ラストホープと同様に、
ブラックミッジもクイル系のボディを採用しており、
仕上がりは、いかにも虫っぽくなります。

ただし、クイルボディは弱いのが難点ですので、
きちんをボディを補強してやる必要がございます。

ボディの補強はクイルボディを巻いたあと、
スレッドでリビングしたり、
あるいは浮力を邪魔しない極細ワイヤーでリビングしたり、
いろんな手段を使います。

極細ワイヤーは、ラガータンが廃業してしまったので、
入手が困難になっておりましたが、
最近になって復活した噂もございますので、
もう一度、入手できるかもしれませんね。

秋の夜長のタイイング、
皆様もぜひミッジにチャレンジしてみて下さいね。

◎ ラストホープ  スペント #22~24 1本380円
◎ ブラックミッジ スペント #20~24 1本380円

-通販のご案内-
この商品の発送は、ヤマトのネコポス便で送料252円。
2,500円以上のご注文で送料無料となります。
ご入金は、銀行振り込をお願い申しあげております。

ご注文、お問い合わせは、
電話052-502-4424か、
メール info (at) lasthope.jpまで。

なお携帯の方、およびお急ぎのかたは、
メール lasthope.shinji(at)gmail.com まで。

どうぞお気軽に…。

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