吉田ロッドさんの丸竹モデルで、
バンブーフェルールを採用したロッドが上がってきましたので、
皆様にご紹介申しあげましょう。
-丸竹モデル-
丸竹モデルは、
大事な表皮を中に張り合わせて、
外側を丸く削った、
とても手が掛かっているロッドです。
アクションはしなやかですが、
大事な表皮は傷つけませんので、
キャスティング能力もあり、
とても面白いロッドです。
その丸竹モデルにバンブーフェルールを
採用したのがこちらです。
フェルールキャップが付属しております。
-バンブーフェルール-
バンブーフェルールは日本の和竿の技術を継承しており、
フェルール自体がしなやかに曲がってくれますので、
ロッドのアクションを邪魔することがございません。
また金属性のフェルールよりも軽く仕上がりますので、
ロッド全体の重量も、とても軽くなります。
なお、フェルールの構造がしなやかですので、
強い力で握ることはお避けくださるとよろしいでしょう。
ロッドを繋ぐときは、フェルールのちょっと上を握って
繋いでいただくと、ジョイントが痛むことがございません。
-リールシート部-
今回はカリンの紅白を採用されましたが、
これが素晴らしい仕上がりで、
木目や色合いがはっきりと出た、
とても良いものになりました。
先日、リールシートのセレクトをご紹介しましたが、
木目の良い物をいろいろと思っておられますので、
きっとご自分のお好きなリールシートを
見つけていただくことができるでしょう。
-メノウガイド-
今回はストリッピングガイドに、
メノウガイドをご選択いただきました。
メノウガイドはだんだん入手が難しくなっておりますが、
いまならまだ大丈夫。
ロッドの仕上がりがとても引き立ちますので、
ぜひご検討くださるとよろしいでしょう。
-吉田ロッド 丸竹モデル 全体画像-
というわけで、各部のチェックは無事終了。
こちらが全体画像、
オリジナルの竿袋が付属します。
-吉田ロッドの詳細-
吉田ロッドさんのモデルにご興味のある方は、
1-丸竹モデルはこちら
2-吉田ロッドの全体はこちら
をご参照ください。
納期はその都度、お問い合わせくださいませ。
ただいまだいたい1年ほど掛かっております。