尺の横顔、その1。イワナ32cmと31cm。2022/05/23

5/23日の真昼間、
井戸掘りと称して新しい釣り場を試していると、
対岸でピキッと枝を踏む音がした。

アレッと思って音のした方を見てみると、
こちらの存在に気が付いたのか、
1mぐらいのサイズの黒い塊が脱兎のごとく逃げ出した。

カモシカかな?

いやカモシカにしては角が見えないし、
なんとなく雰囲気が違う。

まさかクマじゃないよね?

いやいや、絶対にクマじゃないよ!

そう自分に言い聞かせながら釣り上がっていくと、
ちょっと行ったところでまさかの風景にでくわした。

蜂の巣箱だ。

たぶんプロの養蜂家のものだろう。
巣箱がぎっしりと並んでいて、
蚊柱ならぬ蜂柱があちこちで立っている。

ひょっとして、ハチミツを狙いに来た小熊?

以来、ちょっとの音にもビクビクしつつ、
なんとかイワナ、ヤマメ、アマゴを二ケタゲットして、
午前中の部は終了。

美味しいマイタケ弁当を味わって、
3時間ほど車の中で昼寝。

夕方の4時過ぎ、
クマが怖いので
別の流れに入渓して、
今度は尺イワナ狙い。

水面にはモンカゲが漂っていて、
これでライズが出ればいただきだ。

最初の堰堤、
プールの溜りのすぐ上で大きなライズと遭遇。
近い距離なので、#11キハダを慎重に落として、

イワナ32cmをゲット!

次の堰堤、
こちらもモンカゲに夢中になっているライズを発見。
15ydsの距離を、水面を叩かないようにそっとフライを置くと、
あっさりヒット、イワナ31cm

もちろんこちらの渓にもクマはいる。
ライズに夢中で恐さが飛んでいたが、
ライズが下火になると、途端に恐怖心が押し寄せてきた。

イブニングの光量不足と震える手のせいで、
動画が綺麗に撮れていない。

でも、まぁいいかぁ。
取り敢えず2本釣ったし。
完全に暗くなるまでに戻らなくては。
今度はこちらが脱兎のごとく逃げ帰ってきた。

◎ 今回の動画はこちら

◎ 動画を集めたLHチャンネルはこちら