シカトされるかも…。

前回の釣行に引き続き、
今週の定休日(10/22)も員弁川に突撃。

いつものように4時に起きて、
1時間ほど仕事をしてから、
車のエンジンをかけてゆっくりスタート。

前回は鍵をなくして大騒ぎしましたので、
今回はズボンのポケットの中にしまわず、
かばんの中に入れて、安全運転で車を走らせます。

さて、員弁川は有志のご尽力のもと、
今年もニジマスを2回放流しております。

放流ポイントは知っておりますので、
今日は6時から放流ポイント周辺を試したのですが、
2時間近く釣り下ってもまったくダメ。
魚の気配が何処にもありません。

ただ、ポイント選びは間違っていないので、
釣り下りをスタートした最初のポイントに戻って、
もう一度やってみましょうと思っておりますと、
なんだか目の前で枝が揺れております。

あれっ?
あんなところに木なんかあったかな?

よーく目を凝らして見てみますと、
なんと立派な角を持った鹿でした。

時刻は朝の8時ちょい前。
まぁ一般的には真昼間です。
こんな時間に鹿が出てくるなんて、
ちょっとびっくりしました。

さらにびっくりしたのは、
オイラがもう一度やろうとしていたポイントを、
鹿様がバシャバシャとお歩きになって…。
ゲゲッ、何てこったぁ。
しょうがないのでポイントを変えます。




ところでこの日は手が痛くてねぇ。
前の日に左の小指を重い荷物の間に挟んでしまって、
血だらけになってしまいました。

幸い吐き気がないので、
たぶん折れてはいないと思うのですが、
ずっとズキズキと痛むので、
雑菌が入るとまずいと思って、
前日、シラハエを釣った時も、
暑いのを我慢して、
左手だけに手袋をしておりました。

でもこの手袋、防水タイプではないので、
庄内川の水は浸かり放題。
ずいぶん濡れてしまいました。

今日は昨日よりも痛みが増したので、
絶対に中に水を入れないように、
シムスの完全防水手袋をして、
もう1時間ほど頑張ったのですが、
魚の反応はまったくなし。

傷口がさらに痛くなってきて、
ちょっと心が折れたところで、
納竿となりました。

さてさて、
前回、今回と2連続ボーズ。
もう後がありません、次はなんとしてでも釣らなくては。

幸い岐阜の猫屋さんが1匹釣ってくださったので、
ポイント選びは間違っていない。

考慮すべきは攻める時間帯でしょう。
前回も今回も、朝の6時から始めて
3時間ほど頑張ったのですが、まったく気配がない。
その間、虫達の気配もまったくない。
10時過ぎぐらいから、
ポツリポツリとメイフライ系が出てきますので、
それに誘われるように、魚達の活性も上がるようです。

どうやら、アサイチの勝負は止めたほうが良さそうです。
ゆっくりスタートで、ハッチが出てから狙ったほうが、
釣果が上がりそうです。

そこで今度の定休日は、
狙う時間を変えてやってみましょうね。

鹿様、今度は出て来ないでね。
もし出てきても、オイラの大事なポイントを、
バシャバシャやらないでね。

でも、そうやってお願いしても、
鹿は日本語が話せません。
まったく無視してシカトするかもね。

-道具屋おやじの釣り日記-
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庄内川でシラハエゲット。

さて本日(10/21)はキャスティングの練習会。
たくさんの方が集まってくださって、
皆さん、一生懸命にロッドを振っておられます。

そんな皆さんの姿を尻目に、
道具屋おやじの手には、
スコットラディアンの10’ #4が。

ラインの先端には本番用のリーダーがセットしてあって、
6Xのティペットには#16のソフトハックルが結んであります。

だってね、
こんなにライズがあるのだから、
狙わない手はないでしょ。

水面の変化は、
みんなシラハエ(オイカワ)のライズです。
凄いねぇ!

それに、実は昨日のことですが、
10年ぶりぐらいにご来店いただいたS様から、
シラハエをソフトハックルで狙いたいとのリクエストがあって、

では員弁川に行きましょうと申しあげたのですが、
それよりも庄内川のいつもの練習場所なら、
近くていいかもと思って、

本日は練習そっちのけ。
とりあえず釣ってみましょうと思い立ち、
ちゃんとベストも着こんで、
本気で狙っております。




使うフライは、#16のソフトハックルのみ、
パターンは、ファイナルウェポン、
デイドリームと試して行って、
最後に選択したブループロフェッサーが
一番当たりました。

ファイナルウェポンやデイドリームでも当たるのですが、
今一歩、フッキングが悪い。
ブループロフェッサーに変えてからは、
ちゃんとフッキングするようになりましたので、
やはり色の差って、あると思います。

これが本日使ったブループロフェッサー、
ちょっと見にくいかな。

ブループプロフェッサーはコルクの上に乗っております。
明日は黄色の遊魚証の川へ突撃しようかな。

ソフトハックルパターンは、
管理釣り場フライのこちらに入っておりますので、
ぜひご参照くださいね。

というわけでこんなシラハエをゲットしました。
たくさんいますので、一緒にやりましょう。
面白いですよ。

ソフトハックルでシラハエを狙いますと、
ウェットフライの練習になりますので、
とってもいいですね。

それにシラハエは口が小さくて、
なかなかフッキングしないので、
それでついつい熱くなってしまって、
時が過ぎるのを忘れてしまいます。

-シラハエのマンツーマンガイド-

なお、よろしければマンツーマンのガイドも承っております。
土曜か日曜の午前中、2時間ぐらいのガイドで、
フライを3本おつけして、1回3,500円となります。

ご興味のある方はこちらへどうぞ。

お問い合わせは、
電話052-502-4424か、
メール info (at) lasthope.jpまで。

なお携帯の方、およびお急ぎのかたは、
メール lasthope.shinji(at)gmail.com まで。

どうぞお気軽に…。

-道具屋おやじの釣り日記-
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新規開拓も楽じゃない…。

今週の定休日(9/03)は、
久し振りに長良川の源流域に突撃。

先の大雨の影響で、
国道156号はいまだに大きな工事を2か所で行っており、
そのうちの1か所は、片側交互通行となっております。

当然、周辺の支流も無傷な筈はありませんので、
取っておきの尺イワナポイントがどうなったのか、
確かめに行ったのですが…。

行かなきゃよかった、
大事な尺イワナポイントはなくなっておりました。

まぁ、大雨による増水は自然の営みの一つですので、
誰にも文句をいうことはできませんが、
オイラの大事な尺イワナポイントは、
復旧工事の影響か、見るも無残な状態になっており、
またその工事がこのあともずっと続きそうですので、
しばらくはこのポイントで、
尺イワナにお目にかかることができません。
本当に残念です。




けれども、がっかりばかりもしていられません。
手の内の引き出しが一つ減ってしまったのですから、
このまま補充できずに尻すぼみになってはいけませんので、
すぐに気を取り直して、
いつも釣行のたびに持参する国土地理院の地図とにらめっこ。
今までやったことがない区間を試してみることにしました。

やって来たのはこんな渓流、
フライ向きの穏やかな流れで、
良型のアマゴとイワナが潜んでいるはずです。

ところが、
3時過ぎに入渓して、
1時間やっても2時間やっても、
まったく反応がない。

おまけに、
ちょっと緩い流れにフライが差し掛かると、
茶色いあの子と銀色のあの子が釣れてしまって、
(茶色の子はカワムツ、銀色の子はシラハエ、
などと呼ばれているかも)

これは川の選択をミスったかなぁ?

もう夕方の5時を過ぎていて、
いまさらポイント移動もできないし、
とりあえず脱渓点まで目指すことにしました。

やがて、さらに1時間ほど釣りあがったところで、
まぁまぁのサイズのイワナをゲット。
危うくボーズになるところでした。

2018/09/03 長良川 イワナ
2018/09/03 長良川 イワナ

最後にもう1匹、綺麗なアマゴをゲットしたところで、
ようやく脱渓点に到着。
もうあたりはすっかり薄暗くなっておりました。

4時間近くかかってイワナとアマゴが1匹づつとは…。
新規開拓も楽じゃありませんね。

でもフライフィッシングを始めた40年前は、
何も情報がないため、国土地理院の地図を片手に、
こうやって、あの川、この渓と釣り歩いたものでした。

昔を思い出して、
いい流れに巡り合うまで、
しばらくは新規開拓で頑張ってみましょう。

釣行日:2018/09/03
ヒットフライ:#13 キハダ

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