リバーシーバスはスィングで狙え!LASTHOPE flyfishing diary-No.60

本日(10/18)はご常連の大出様と、
18時出船でシーバス狙い。
いつものように明康丸さんにお世話になります。

ところで今日は、
G.LOOMISのニューモデル、
NRX+ 888 SF のテストも兼ねており、
昨日巻いたばかりのゲームチェンジャーフライを、
幾つかバッグの中に忍ばせております。

ゲームチェンジャーは、
US国内で大流行のパターンで、
ルーミスのニューモデルもこれを使うためのロッド。

アクションはバッキバキのガッチガチですので、
ラインはSAのタイタン#8を使用。
ゲームチェンジャーのような嵩張るフライですと、
二番手上のライン重量がしっくりきますね。

G.LOOMIS NRX+ 888SFとゲームチェンジャー
G.LOOMIS NRX+ 888SFとゲームチェンジャー



最初は様子見で、
港内のポイントを幾つか徘徊。

ただ水温が高いせいか、
ヒットするのはチーバスばかりなので、
とっとと切り上げて、
いよいよ本命ポイント、
リバーシーバスに突撃。

ここでラインもシンキングラインにチェンジ。

大きな河川の河口では、
満潮からの下げは激流になるため、
その流れを攻略するために、
シンキングタイプは必須のラインです。

-リバーシーバスのタックル-
ロッド:GルーミスNRX+ 888 SF
リール:ロス ビッグゲーム
ライン:エアフロ スナイパーWF8 Di7
あるいは、SAのソナーシーバスWF8/9 S 、
あるいは、エアフロ シックスセンス 7/8か8/9のDi7。
リーダー:TMC STD ナイロン 9ft 0x 直結
フライ:#2イワシゾンカー ホワイト

-リバーシーバスのメソッド-
木曽川や長良川などの大河で、
満潮からの下げを狙う場合、
激流の中を釣ることになりますので、
フローティングやインタミではまったく歯が立ちません。
投げ釣りをやっていたころには、
30号の円盤天秤でも、あっという間に流されておりました。

そんな速い流れの中でもシーバスはちゃんといて、
餌になるベイトが流れて来ると頻繁にボイルします。
おまけにサイズがイイ!

川の規模によってシーバスのサイズが
決まってくるといいますが、
70,80はもちろんのこと、
メーターオーバーの噂もたまにあります。
これはもう狙うしかないですね。

そこで、
Di7のようなシンキングラインを用意して、

1-魚のいるポジションの上流にキャスト、
2-そのままラインを送り込んで、
3-魚の前でターン完了。
4-ちょっとづつフライを動かしてベイトを演出。
5-ガツンとヒット!
というのが一連の動作。
要するに、ウェットフライのスイングの釣りと、
まったく同じ要領です。

ただスィング中はめったにアタリませんので、
ターンしてからが要注意です。

このやり方で、大出様シーバスゲット!

2021/10/18 シーバス 大出様
2021/10/18 シーバス 大出様

道具屋おやじもヒット!

ちなみにこのメソッドが確立してからは、
フライのタックルでも、
70や80サイズも出るようになりました。

80サイズが激流の中でヒットすると、
もはや取り込みは不可能。
船で追いかけることになります。

あいにく今回はそれほどのサイズは出ませんでしたが、
それでも何本か釣ると腕が痛くなるほど。
道具屋おやじも腕がつりそうで、途中で休んじゃいました。

無理しちゃいけませんが、
腕が痛くなりたい悪い子のみんなは、
ぜひ明康丸さんに突撃ね。
12月初めぐらいまではOKですよ。

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