怒髪衝天

お客様から、

”釣りに行ってもいいですか?”
と聞かれた場合、

山も川も釣り人やキャンパーでいっぱいなので、
出遅れるといけないから、
その状況をお客様にお伝えしたいのだけれど、

公然と、
’行って下さい’
と申し上げることはできないので、

道具屋おやじは、
ただただ
にっこりするのみであった、
というのは昨日の話。

ところで、
暇にまかせてネットの記事を漁っていると、
ブラジルの大統領の発言が出ていて、

ボルソナロ大統領は、
『新型コロナウィルスは、国民の70%が感染する。
どうすることもできない』
として、
各州が独自に参加している商業規制などの
隔離措置を緩和するよう求めた。
とのこと。

ネタ元はJIJI.COM
「国民7割新型コロナ感染、どうしようもない」
ブラジル大統領、経済再開呼び掛け

コロナで死ぬか、
餓死で死ぬか、
究極の選択を迫られている状況で、
生き残れるものだけでも生きようじゃないか?
とも取れるけれど、

ヨーロッパで、
医療機器が足りなくて、
高齢の重症者には回さずに、
若い方で助かる可能性が少しでもある方に、
機器の使用を優先した、
そんな噂を彷彿とさせる話でした。

いずれにしても辛い選択だね。
身内でも見捨てることも出てくるだろうし、
場合によっては自分さえ切り捨てられる
こともありえるでしょう。

そんな施政者の身を切られるような
辛い判断と比較すれば、

道具屋おやじの選択は、
ただただ、

釣りに行っていいか?

釣りに行ってはいけないか?

それだけなのだけれど、

地方で感染者が増えている現状と、
それでも釣りに行って、
少しでも地元にお金を落として、
経済を回すほんの足しになればいいという思いで、
心は揺れますね。

我々が落とすお金などたかが知れている、
そう思うのだけれど、

アマゾンで蝶が舞えば、
ニューヨークでどうなるか?
バタフライ効果、ウィキペディア

そんなこともありますので、
ひょっとしたら、
なんてこともあるかもしれません。

また、

魚釣りは男の狩猟本能に因るところ大なので、
そう簡単には止められない。

釣り止めますか?
それとも、
男を止めますか?

実際のところ、
石器時代の昔から、
家族を養う本能が強い男ほど、
生き残れる可能性が高いと思うのだけれど、
どうなんだろうね?

そういう血を絶やすと、
動物として、
あるいは種族として生き残れない、
などと思ったりもするけれど、
ちょっと大げさかな?

ところで話は変わりますが、

お客様に釣りに行けとはいえませんが、
行かれたものをいまさら止めることはできません。

そして、
その時に釣れたなら、
お客様は嬉しいので、
画像を送ってくださいます。

お客様が魚を釣った画像を送っていただけば、
とりあえずそれは、
釣り場の安否情報にもなるので、
喜んでそれをHPやブログにアップしております。

ところが、
そんなことが気に入らない方がおられるようで、
釣果をアップするのを止めろと言って来た方がおられた。

またその方は、
名古屋人のことを、

”ミソカツ人”

などと揶揄されるので、

一昨日、
ご来店いただいたご常連と協議の末、
それなりの対応を取らせていただいた。

言葉ではこんな数行で済むのだけれど、

実際のところ道具屋おやじの心境は、

怒髪衝天

どうやらその方は、
餓死するほうを選ばれるようだけれど、
道具屋おやじは、
餓死するほうは選びたくない。

なぜこれほど頭に来たのか、
自分でも良く分からないが、
生き方の問題かもしれないね。

それに、
名古屋人のことをミソカツ人と呼んで、
逆に自分がタコヤキ人と呼ばれたら、
その方はどう感じるのだろう?
不愉快にならないのだろうか?

たまには骨のあるところを見せろ!
背中の後ろで誰かが囁く声が聞こえたような…

相変わらずおいらは短気なので、
三つ子の魂は62歳になっても、
全く直りませんな、アハハ。

さてさて、
皆様のご意見大歓迎。
FBのコメント欄に書き込んで下さいね。
建設的なご意見なら、
反対意見もぜひどうぞ。
感情的な意見はすべて削除します。

またご意見が多かった場合には、
釣果情報のアップをストップすることも
ありますので、
どしどし書き込んで下さいね。