ヤマトの後もヤマト。LASTHOPE flyfishing diary-No.130

皆さんは、ヤマトイワナを釣られたことはあるだろうか?
道具屋おやじは、40年以上もこの釣りを楽しんでいるが、
明確にヤマトイワナといって良い魚体には、
めったにお目にかかったことがない。

だいたい白い斑点が入っていることが多くて、
それがほとんど見えない個体でも、

”たぶんこれはハイブリッド”

などと、ご常連達から却下されてしまう。

もちろん、ヤマトがいる川は知っているけれども、
そこで釣りたいわけではなく、
道具屋おやじのホームグラウンドで釣りたいわけで、
そうすると釣れる可能性のある川は、
ずいぶん限られてしまうことになる。

ところで、
今シーズンも幾つかの渓流を開拓して、
入り口のない川を何本かものにできたけど、
今日(9/12)行く川も、
そんな入り口のわからない渓の一つで、
周辺をよ~く眺めてみると、
なんとなく先人達の足跡が浮かびあがってくる。
それに気が付いた人だけが入渓することができる、
そんな貴重な渓だ。

そしてここにヤマトがいるという噂があるので、
今日は仕事を始める前の2時間ほどを釣ろうと、
朝一(アサイチ)の5時半に入渓した。

この渓はとても狭いので、
相棒はウィンストンピュアの663/4。
フライはテスト中の#11ベンジョアブ-YMDスタイル。

このシステムで釣り上がって行くと、
イワナ達の反応が良く、
さすがに入渓点の分からない渓の実力は
素晴らしい。

こんなイワナを何匹かヒットして、

綺麗なアマゴも出た後で、

最後にこんなイワナが出てくれた。
見ると白点はまったくない。
この画像だと迫力が伝わらないのが残念だが、
現場ではもっとオレンジ色が強く出ていた。




魚体も他のイワナとは明らかに違っていて、
なんとなくヌメッとしている。

パーマークらしきものは見えるけれども、
はっきりとパーマークという模様でもない。

ヤマトかな?
ハイブリッドかな?

ヤマトならもう少し体の模様がおどろおどろしいかな?

まぁ、どちらでもいいか、
いい魚が釣れて、
入渓点のない渓をまた一つものにできたし。

この1匹を釣って満足したので、
8時前には納竿。

その後は先日、ちょっとだけご紹介した、
郡上大和の朝市に突撃して、
幸い本日は数量制限もなかったので、

今回は、豊水(左)と二十世紀梨(右)を無事ゲット!

後で美味しくいただきました。

朝一のヤマトイワナはナシかもだったけど、
朝市のヤマトナシはアリだったので、
今日も充分に満足でした。

では今から店に戻って、
昼からの営業、頑張りまぁ~す。

◎ というわけで今回の動画はこちら

◎ 動画を集めたLHチャンネルはこちら

◎ 定年過ぎたら旅に出よう。
LHチャンネル2はこちら