尺イワナ谷の37cm。LASTHOPE flyfishing diary-No.124

ここのところずっと、
新規開拓で井戸掘りが続いている。

絶えず新しいポイントを開拓しないと、
ご常連様をご案内する時に飽きてしまわれるので、
井戸掘りは大事な作業だ。

幸い今期の井戸掘りは絶好調で、
天然アマゴと天然イワナの渓を何か所か、
安全なルート確保でゲットできた。
これでご常連をご案内するのに当分は困らないので、
井戸掘りはいったん休止。

さて本日(7/22)は何処に行こう?

ずっと井戸掘りが続いていると、
なかなか大物には恵まれない。
最近、尺イワナ釣ってないなぁ~
そこで、今朝は尺イワナ谷の一つへ出かけることにした。

道具屋おやじは尺イワナの確率が高い、
通称尺イワナ谷を幾つか知っているが、
そこは例えばアプローチがきつかったり、
あるいは熊が出るので危なかったりする。

入口が分からない渓も、
何となく直感が閃いて探してみると、
突然、流れが出てきたりして、
試しに釣ってみると、
他の人が入らないので、いいサイズが出たりする。

まぁそんな状況じゃないと、
なかなか尺イワナを確実に狙うことはできないが、
今回はそんな尺イワナ谷の中でも、
一番アプローチが簡単な谷に行ってみた。

ここは林道を30分ほど歩くと、
細い流れが現れる。
下流部は伐採のために埋まってしまって全滅なので、
まさかその上に尺イワナの谷があることなど、
気が付く人もいない。

流れはこんな感じで、
水量は少なくて生存競争は厳しいだろう。
こんな環境でも生き残るイワナは逞しいね。

今回はウィンストンピュアの663/4を持ってきた。
柔らかいロッドだと、大きなイワナが掛かった時に、
のされてしまって取ることができない。

ピュアのバットはボロンなので、
40cm近いイワナの強烈な引きにも、
余裕で耐えることができる、
頼もしい相棒だ。

フライは#13 マイスターブラックでスタート、
活性が上がってきたら#11にサイズアップすることに。

ウィンストンピュア663/4と#11マイスターブラック



リーダーはTMC STDの7.5ft5xのバットを
30cmほどカットで、フライは直結。
ロングリーダー派には信じられないシステムだろう。

こんなシステムで釣り上がり。

最初はこんなサイズばかりだったが、

釣り上がるにつれてサイズも活性も上がってきて、
やがて、32cmゲット!

野性味の強い逞しい風貌のイワナでした。

さらに、
37cmもゲット!

8時スタートで11時まで釣り上がり、
3時間の釣行で尺イワナ2本ゲットは上出来でした。

というわけで、

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