拈華微笑と、

相変わらずコロナの猛威は
とどまるところを知りません。

一番気になる都内の感染者は、
ちょっと減ったかなという感じですが、
逆に地方の感染者が増えているとのことで、
『コロナ疎開』なる状況もあるようです。
地方への移動を避けるようにと
いわれておりますね。

ネタ元は、産経ニュース。
’東北、北陸、中国で感染拡大 東京は2日連続で減少’

ところで、
ご来店いただくお客様から、

”釣りに行ってもいいですか?”

などと、聞かれることが多くなった。

きっと、
誰かに背中を押してもらいたいのだろうと
思うのだけれど、
店としては、

’行って下さい’
とも、

’行ってはダメ’
とも、
申し上げることはできない。

なぜなら、
迷っておられる方はともかくとして、

山も川も人はいっぱいで、
会社を休んでおられる釣り人や、
キャンパーの皆さんが、、
ここぞとばかりに出かけていて、

庄川なども、
入る場所がないくらいの賑わいをみせているから、
早く行かないと、
魚がいなくなっちゃうよ、
などと思うのだけれど、

それでも、
店としては、

’行って下さい’
ということはできない。

地方に拡散する可能性を、
公然と言うことはできないからね。

ただ、ストレス発散は必要で、
ヨーロッパのように家庭内暴力が
急増してもいけない。

また、釣りに行って
少しでもお金を使えば、
回らない経済のほんのひと足しに
なるかも知れない。

お客様の前で、
道具屋おやじの心は揺らぐのだけれど、
はっきりと言葉にすることは、
今の状況では避けたほうが良い。

そんなときに道具屋おやじはどうするかといえば、

拈華微笑

こんな感じで仏さまのようににっこりして、
ただただその人の心情を慮るばかりだ。





あなたならどうする?

昨日、ネットを徘徊しておりますと、
こんな話がのっていた。

ネタ元はヤフーニュースです。

「前どうぞ」薬局の行列、女子学生から始まった善意のリレー 割り込んだのは…

(画像はそのまま記事から転載)

 

詳細はネットの記事をご参照いただくとして、

話の流れをかいつまんで申し上げると、

マスクを買うためにたくさんの人が並んでいた。
行列の後ろのほうに、
幼い子の手を引いた若いお母さんがいたのだけれど、
『前どうぞ』、とたくさんの方が譲ってあげたそうで、

ここまでは心温まる話。

その後で、突然入ってきた中年の男性が、『割り込みはいけません』と
注意されたにも関わらず、マスクをつかんだ。
その中年男性は、企業の管理職風。
自己中心的なその男性のふるまいに、
周囲は冷ややか…

なるほど、話の流れは分かるのだけれど、

さて、その管理職の男性、
自分や家族用に列に割り込んでマスクを確保したのか?
それとも、管理職風ということは、
マスクを入手できない部下のために泥を被ったのか?

割り込みがいけないことなど、だれでも知っている。
そこを敢えてやった、としか思えないのだけれど、
この記事にはそれ以上の記載がない。

さて、お友達の皆様、
貴方に部下がいて、
その部下にマスクがない場合、
貴方は強引に割り込みますか?

それとも、手作りマスクを作って
部下に渡しますか?

それともマスクがないのをみんなで我慢して、
コロナにかかりますか?

それとも…

いろんなことを考えさせる記事でした。

いつかも書いたのだけれど、

時間があって行列に並べる人はまだましだよね~
時間がない人は行列に並ぶことさえできないものね~

この管理職、普段は働いていて、
行列に並ぶ時間を
作ることさえできないはずだから、
無理やり時間を作ったか、
半日有給でも申請して、
行列に並んだのかな?

抱えた事情は数々あれど、
それでもオイラは、
餓えども盗泉の水は飲まずでいきたいね~
などと思うのでありました。

早く収まって欲しいね~



さぁ、空気を換えよう、その2。ポーチュガルの4711。

相変わらず、
コロナウィルスの影響は止むことがないねぇ。

悪いニュースばかり伝わってくるので、
日本中が重い空気に包まれている。

当方は釣り道具屋なので、
飲食店のように売り上げがゼロ、
というひどいことはないのだけれど、

やはりご来店客は減少するので、
残念ながら売り上げは落ちますね。
悪い空気が店内を漂っております。

けれども、おかげさまで通販は順調なので、
ご常連の皆様には感謝申し上げます。
毎度ありぃ~

ところで、

バンブーロッドをご注文いただいた、
Y先生がロッドを取りに来られた。

幸いお気に召したようで、
そのままお持ちいただいたのだけれど、

このY先生、

いつも風のように来られては、
風のように去って行かれる。

店の中で長居されることもなく、
サッと来て用事を済まされたら、
サッと立ち去られるので、
立ち居振る舞いがとても粋な方だ。

先日も、
バンブーに合わせるマーキスを取りに来られて、
またサッと去って行かれた。

で、先生の立っておられた場所に
何気なく行ってみると、
なんとなくそこだけイイ香りに包まれていて、
空気がその1m四方だけ華やかになっている。

Y先生、いい香水使っておられるなぁ。
思わず感心してしまった。

オイラが女性なら、
きっと惚れていたところだなぁ、
などと思ってしまったので、
Y先生、きっともてるやろなぁ。
あぁ、うらやましい。

ところでまたまた話は変わりますが、
道具屋おやじも60歳を超えてから、
加齢臭が気になるようになってきた。

できるだけ毎日、
お風呂かシャワーを浴びて、
できるだけ毎日、
髪を洗うようにしているのだけれど、
残念ながら年齢にはかなわない。

自分で気が付かないうちに
いやな臭いが出ているとしたら、
ご来店下さるお客様が引いてしまわれるやろなぁ、
そう思って、
Y先生にならって、
キザにならない程度に、
何か良い匂いのするものでもつけるかと思って、
仕舞い込んでいたこんなものを出してきた。




ポーチュガルの4711、
そうケルンの水です。

若いころからこの柑橘系の香りが好きで、
気分転換したい時に使っていたのだけれど、
こんなのキザだよなぁ、などと思って、
最近ではめったに使うことはなかった。

この小さなボトルを入手したのはちょっと前、
ムーミンのグッズを集めていた頃に、
嫁が誕生日のお祝いにくれたもの。
小さな瓶に入った4711だけど、
使うのがもったいなくて、
ほとんど使わずにしまっておいた。

ただ、
いよいよ加齢臭が気になってきたので、
ちょっとだけ使ってみることにして、
フタを開けたら全然問題なく使える。
7~8年は前の奴のはずなんだけれど、
大丈夫なんだね。
持ちの良さにびっくりした。

久し振りに使う4711は、
あいかわらず柑橘系の匂いが、
清々しい。

Y先生にならって、
ちょっとだけ香るように使ってみようかな。
店内の空気を換えたいからね。

こんなことで日本を覆っている
重い空気が変わることはないのだろうけれど、
すこしでもなんとかしたいよねぇ。

おしゃれさんが多いフライフィッシャーの皆様、
手持ちの香水やコロンを使って、
ちょっとだけでも日本の空気を明るくしてみませんか?

ひょっとして、
さらに皆さんが女性にもてるようになっても、
オイラは関知しませんけれど、
なんとか世の中を明るくしたいよね~

などと、
昔ばなしを絡めて、
取り留めのないひとり言でした。

オービスやセージのデザイナーは、
きっとポーチュガルの愛用者だったかも、
などと道具屋おやじは密かに思ってます。

(その1はこちら)