悪魔の囁き、その8。味噌と納豆があるじゃないか。

‘昨日は途中でいなくなって悪かったな’

話の途中で消えてしまった悪魔が、
悪びれることもなく、またいつもの時間に現れた。

’実はね、日本株のBCGだけではなく、
もう一つ、新型コロナ防御に有効じゃないかと
いわれているものがある。’

いったいそれは何だい?

早く次の答えを知りたくてうずうずしていると、
悪魔の奴、勿体つけるようにゆっくりとしゃべり出した。

’それはね、発酵食品だ。味噌とか納豆とか毎日食べるだろ。
あれが日本人を健康に保ってくれている’

そういわれてみると、ちょっと前のネット上にこんな記事があった。

腸活で免疫力向上 発酵食品、食物繊維取ろう
東京新聞 4/17
https://www.tokyo-np.co.jp/article/living/life/202004/CK2020041702000174.html

内容をかいつまんで紹介すると、
人間の腸内には免疫細胞の50%以上が存在するが、
ウィルスが体内に侵入しようとした時、
小腸などにある免疫細胞から
「分泌型IgA」という物質が粘液内に分泌され、
ウイルスや病原菌にくっついて侵入を防ぐそうだ。

分泌型IgAは乳酸菌の働きで分泌が促される。
これらはヨーグルトやみそ、納豆などの発酵食品を食べると、
摂取できるという。

’日本人に生まれて良かったな。
そのおかげでオヤジ達は元気に生きられるのだよ。’
悪魔が嬉しそうに囁いた。

どうして悪魔が嬉しそうにするのか、
ちょっと判断に苦しむが、
コロナウィルスに対抗するオイラ達を、
ちょっとでも元気付けようとしているのかね。

’特に名古屋人は、
ミソカツ人と揶揄されるほど味噌が好きで、
ミソカツや、味噌煮込みうどんが大好きだろ。’
と悪魔が言ってくるので、

そうだそうだ、
先日、FBで名古屋人のことを、
ミソカツ人と馬鹿にした奴がいたので、
ちょっと頭にきていたのだけれど、
あれは案外、褒め言葉かもしれないなぁ。

名古屋や愛知県では、
味噌なしでは生活ができないほどに、
毎日の食生活に入り込んでいるので、
ひょっとして、
新型コロナウィルスの流行初期に、
愛知県は患者数が多かったのが、
その後は全然といっていいほどに増えないのも、
味噌文化が根付いているおかげかもしれない。

それにね、
オイラは晩御飯の時に、納豆に酢を混ぜて食べている。
酢は体に良いとされているが、
実はそれだけでなく、
夜間に心臓の動きがゆっくりとなって、
血流が遅くなった時でも、
血栓を作りにくくする効果があるらしい。

そのため、酢を混ぜた納豆を食べると、
心筋梗塞や脳梗塞を防ぐ効果もあるそうだ。

水戸にお住まいのNさん達、
応援してますので、たくさん納豆を作ってね~
などと通販のご常連の皆さんにエールを贈りたい気分だよ。

実際のところ、
最近ではスーパーの納豆の販売量が凄いらしいと聞くし、
オイラも、酢納豆を食べだしてからは本当に体調がいいので、
元気が良すぎて、愛人の一人でも作りたいくらいだわ。

などと悪魔に冗談をいってみると、

’体調がいいのは本当にいいことだよ、
人間にとっても、コロナにとっても’

悪魔の奴、妙なことをいうなと思ったので、
コロナにとってもって、いったいどういうことだい?
と聞いてみたが、オイラの問い掛けには全然答えずに、

’発酵食品が効果的なのはお互いに大変結構な話だが、
それは日本だけのことかい?’

悪魔が他所の国の可能性も示唆してきたので、
そういえばつい最近読んだネットニュースには、
ドイツの話が出ていたっけ。

ドイツで古くから伝わる家庭料理、
ザワークラウトも
再評価されているそうだ。

ザワークラウトは食べたことがある方も多いと思うが、
ソーセージの付け合せに出てくる、
あの酸っぱいキャベツのこと。

若い頃は、ソーセージばかりに心奪われて、
付け合せなどに、
見向きもしなかったのが悔やまれるが、
メイン料理の引き立て役が、
実は素晴らしい効果を持っているかもしれないなんて、
なんだかいつも冴えないジジィのオイラが、
突然のようにモテルようになるかもなどと、
ついつい勘違いしてうっとりしていると、

悪魔の奴、

’人生は甘くないぜ’
とぴしゃり。

だから酸っぱいキャベツを食べるんだろ、
と返してみたが、
それに返事が返ってくることもなく、
昨日と同じように、
白くなった明け方の空に恐れをなしたのか、
いつの間にか姿が消えていた。

悪魔の奴、よほど陽の光りが怖いらしい。
ひょっとして…

◎悪魔の囁き、目次はこちら

-お断り-
この話はすべてフィクションで、
たまたま見た夢を綴っただけのことです。
外出をオススメしているわけではありませんので、
念のため。
なお、この物語は当分の間、続きますが、
すべて実在の人物、会社、組織とは関係ありません。
どうぞご承知おき下さい。




M様、イワナゲット、おめでとう!

-お断り-
コロナが終息するまで、
釣果情報は過去のものを
掲載させていただきます。

外出を自粛されておられる方が
多いと思いますので、
ぜひ過去の画像をお楽しみ下さい。

———————————-
M様、
イワナゲット、
おめでとう!

綺麗なイワナですね、
おめでとう!




悪魔の囁き、その7。コロナウィルスとBCG。

‘日本では、欧米諸国ほど新型コロナの被害が少ないだろう。
何故だと思う?’

いつものように現れた悪魔が、いきなりこう切り出した。

確かにアメリカやヨーロッパと比べると日本の感染者数は
圧倒的に少ない。
5/13日現在の数字だと、
感染者数はアメリカが1,369,314人と断トツだが、
日本より人口が少ないスペインで228,030人、
イギリスで226,463人、イタリアで221,216人ということで、
同時期の日本は16,024人だから、
単純な比較でも日本の感染者数は1/10以下だ。

2019年の国別の人口を見てみると、
日本は1億2686万人だが、
イギリスは8,753万人、イタリアは6,055万人だから、
イタリアが日本の人口のほぼ半分とするならば、
日本の感染者数は1/20以下ということになる。

またそれぞれの国での死亡者数は、
アメリカが82,340人で感染者数に対する致死率が6.0%。
スペインは26,920人で11,8%、イギリスは32,692人で14.4%、
イタリアでは30,911人で13.9%、日本は668人で4.1%と、
日本は死亡者数も致死率もとても少ない。

これは何か理由があるに違いないと思って、
先日からアレコレと情報を集めていると、
4/27のデイリー新潮に面白い記事がのっていた。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200427-00621888-shincho-soci

”日本株のBCG接種に「コロナ死」抑制力の根拠”
というテーマで、

日本人が結核予防のために0歳児に摂取するBCGは、
パスツール研究所から日本に持ち込まれたあとで、
日本株としてワクチンが培養されるようになったもの。

ワクチンは他にデンマーク株やソ連株などがあるが、
日本株を使用している日本や台湾、タイでは
100万人あたりの死亡者が1人かそれ以下だ。

一方、デンマーク株を使用しているポルトガルの死亡者は47人。
そもそもBCG摂取をやっていないイタリアやスペインでは300人を
超えていて、どうやらBCG摂取はコロナウィルス撃退に、
一役買っているのではないかと噂されている。

などと書いてある。

なるほど、それで悪魔はどう思うのかな?
BCGが有効なのかい?
と聞いてみたのだけれど、

悪魔の奴、オイラの問いには答えないで、

’70歳以上の日本人にはBCG摂取がされていないって知ってたかい?’
などと聞いてくる。

BCG摂取は1951年ぐらいからなので、確かに70歳以上だと
BCG摂取はされていないかもしれない。

ということは、もし仮にBCG摂取が有効だとすれば、
その恩恵に預かれない70歳以上の方々は、
コロナウィルスに犯されないように、
充分に気をつけたほうがいいってことか。
それで高齢者の感染者に亡くなられる方が
とても多いわけなんだな。

そうだよな?

もう一度、悪魔に聞いてみると、
悪魔の奴、それにも答えずに、

’BCG摂取は細菌性肺炎に予防的効果があるといわれている。
結核菌のある成分が、
感染を予防するための自然免疫を刺激しするので、
免疫力を高めていると、もっぱらの噂だ。
特にワクチンに含まれる生菌の数が多い日本株のBCGが、
日本人を新型コロナから守ってるかもしれないね。’

悪魔の奴、たまにはもっともらしいことを言うな、
ちょっと感心していると、

’でも、実は日本人を守っているものは、
BCGともう一つの理由があって…’

そこまで言いかけると悪魔は、
白んで来た明け方の空の光を避けるように、
すっと消えていった。

おいおい、もう一つの理由って一体なんだよ、
答えは明日の夜までお預けかい?
と叫んでみたが、悪魔からの返事はない。
しょうがない、明日の夜まで答えは待ってやろうか…

◎悪魔の囁き、目次はこちら

-お断り-
この話はすべてフィクションで、
たまたま見た夢を綴っただけのことです。
外出をオススメしているわけではありませんので、
念のため。
なお、この物語は当分の間、続きますが、
すべて実在の人物、会社、組織とは関係ありません。
どうぞご承知おき下さい。