荒れた渓でも何とかなる。LASTHOPE flyfishing diary-No.129

今朝(9/09)はご常連の、
鈴木様ご夫妻とご一緒させていただいた。

お二人ともベテランなので、
何とか釣っていただかなければならない。

ただこの季節、
お盆を過ぎると途端に魚は雲隠れ。
おまけに残り少ないシーズンを楽しもうと、
土日はもちろん平日も、
多くの釣り人でごった返すことになるので、
どこの渓もとても厳しい状況になってしまう。

そこで、
幾つかある候補の中から、
先行者がそれほど多くない場所を選んで、
やっていただくことにして、
まずは林道を歩き始めると、

何と、
いきなり餌釣りの先行者が現れた。

この方、
実に巧妙に乗って来た車を隠していたので、
まさか先行者がいるなんて、
全然、気がつかなかったよ。

それでも念のため、
奥様に尺イワナの実績がある堰堤を
試していただいたけれども、
まったく反応はなし。

そりゃそうだ、
餌釣り師がやった直後なら、
何にも反応が出ないのが当たり前。

しょうがないのですぐに場所替え。

さきほどの渓よりもさらに狭い渓を選んだのは、
餌釣りだと提灯でも難しい渓なので、
魚が残りやすいだろうと判断した。

幸いこの渓で、とても綺麗なアマゴと

イワナをゲットしていただいた。

この渓は放流はなく、
天然物しかいない渓なので、
ベテランのお二人に綺麗な魚をご覧いただけるのが、
なんだかとても嬉しい。

結局、この渓を5時間ほど釣り上がって、
先行者に邪魔されることもなく楽しんでいただけた。

おまけに最後のポイントで40cm近いアマゴも見ちゃって、
これはフライに見向きもしなかったけど、
この渓のポテンシャルを確認していただいて、
ぜひもう一度、チャレンジしていただくことになりました。

-御礼-
今回は山田名人の的確な情報に助けられました。
さすがです。

というわけで、

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