ブレードパターンは巻くのが大変。

サワラを5本もヒットさせて、
絶好調の我らが二宮先生。

さっそく次の便も予約を入れられたので、
さらに頑丈で沈むフライを作ろうと
近くの釣り道具屋さんでマテリアルを
ごっそりゲットされて、
ただいま当方でセッティング中。





ソルトのフライにはいろんな制約があって、
重く、頑丈にするのは簡単ですが、
問題はそれを投げることができるかどうか?

風も波もある時には、
揺れる船上で正確に投げないと、
ご自分や同乗者を釣ってしまうことにもなりかねない。

フックは#1/0とか#1といった大きなサイズを使いますので、
これが体に刺さりますと大事故につながります。
バーブレスは必須ですが、
重く速く沈むように工夫すると、
今度はキャスティングの難易度が増して、
フライが低い弾道で飛んで行きますので、
顔の横をヒュンと掠めていくこともしばしば。
できればサングラスやメガネの類も、
あると安全でしょう。

また、ソルトのフライは作っては固め、
作っては固めを繰り返しますので、
完成までに時間が掛かります。
頑丈につくらないとあっという間に壊れてしまいますので、
これも必須の作業です。

これはイントルーダーのワイヤーに、
リングとスイベルとブレードとシングルフックをセットしたものですが、
文明の利器がなくて、手でリングを通していたため、
これだけ作るのに2時間ほど掛かってしまいました。
(決して老眼のせいではありません…。)

幸いその後で、その昔に入手したリング外しが出てきたので、
次回からはもう少し時間を短縮できそうです。