ブリ用のフライをタイイング。

先日、見事にブリを釣った斉藤様に、
どんなパターンが良いか伺ってみたところ、

ちょっと大き目なクラウザーやデシーバーなどがいい!

そんなお言葉を頂戴しましたので、
何本か巻いてみました。





左がシーバス用に巻いたクラウザー、
フックサイズは811Sの#2ですが、
ちょっとウィングを短めに巻いてます。

真ん中が今回巻いたブリ用のクラウザー。
フックは同じ811Sの#2ですが、
たまたま良質なバックテールが出てきたので、
ウィングを長めにとってます。

右は友情出演の、
クラウザー+デシーバ―のコラボモデル。
もし万が一にもこれでヒットしたら、
ネーミングに困りますね。

ところで、
いまだにオイラの手元には、
ティムコさんがかって売っていた、
アンプカ製のクラウザーがあるのですが、
今はこれを入手することができない。
日本ではソルトの需要が少ないためなのか、
ティムコさんが取り扱いを止めちゃいました。
デシーバ―もそうですね。

従いまして、
どちらもティムコ経由のアンプカ製の正規品は、
購入することができません。
アメリカから並行輸入で取ることはできるのですが、
真面目なオイラはルートを乱すことが本当にイヤなので、
並行輸入品には一切、手を出すことがありません。

で問題なのは、
それを作って売ることはできるのだけれど、
商標の問題が発生してしまうので、
クラウザーとかデシーバ―として売ることができない。

クラウザータイプとか、
デシーバ―タイプとして売るのならOKだと思うのですが、
アメリカ人の考えたフライは商権があるので、
アンプカ製のフライを仕入れて、
その名前で売ることはできても、
自分でそっくりに巻いてその名前で売ることは、
ちょっとナーバスな問題を抱えてしまます。
悩ましい問題ですね。

ティムコさんがもう一度、
取り扱いをしてくれれば問題ないのだけれど…。