HARDY(ハーディ フライリール)、1939ブグレヘリテージの左右方向チェンジ。

-1939ブグレヘリテージの左右方向チェンジ-
先日ご紹介したハーディのニューモデル、
1939ブグレヘリテージは、
おかげさまで順調な滑り出し。

メイドインイングランドの銘品ブグレ、
デザインや内容はほとんど変わっておりませんが、
ボディのカラーがさらに精悍になりましたので、
きっと長い人気を頂戴することでしょう。

ところで、

デザインや内容はほとんど変わっていないということは、
このモデルはスプールを外すときが逆ネジですので、
右巻きご希望のご注文に応えて、
左右の方向チェンジをしてみました。

こちらがハンドルがついている本体側ですが、

裏側をご覧になるとセンターにネジがついておりますので、
コインでこのネジを時計周りに捻ってやります。
そうするとネジが緩んできます。

ここがブグレの一番の注意点で、
過去のトラブルで一番多いのが、
このネジを通常方向(反時計周り)に回して、
ネジ切ってしまうこと。

モデルチェンジしてもこのネジは、
回転方向が逆ですのでご注意下さいね。

ハーディブグレの逆ネジ
ハーディブグレの逆ネジ



ネジが外れたら今度は本体側を出して、
ハンドルをつかんで反時計周り(↓方向)に
本体のプレート部分を回してください。


そうするとスプールが緩んできますので、
スプールが外れたら、
本体側をパカッとあけると、
中側がご覧になれます。

ブグレは昔ながらのクリックタイプで、
モデルチェンジしても機構は変わりません。

2か所の三角パーツ(白い矢印)の位置を確認して、
これが工場出荷時の左巻きです。

三角パーツの位置を入れ替えてやります。
これが右巻きです。

これで左右の方向チェンジOK。

あとはスプールをねじ込んで、
逆ネジを止めればOKです。

なお、工場出荷時は左巻きとなっておりますので、
右巻きご希望の方は、道具屋おやじが方向チェンジします。
お気軽にお申し付け下さいね。