風が強くて泣きたくなった。道具屋おやじの釣り日記、渓流編。

昨日(4/23)の定休日は長良川の支流に突撃。

長良川水系の支流筋は、そろそろドライフライでもOK。
そんな声がちらほらと聞こえてきますので、
現地に3時頃に到着して、
夕方までの一時を釣り上がります。

ところが、
準備万端で入渓したとたんに突風が吹き始め、
フライのコントロールがままならない。

それもイヤらしい風で、
巻いてきたり下流から吹き上がってきたりと、
フライがまったく水面を流れてくれない。

下流からの風が特にひどくて、
上流にドライフライをポンと投げると、
普通はそのまま下流に流れてポイントに入るのだけど、
下流からの風につかまって、
空中に舞い上がってしまう…

これでは釣りになりません。

ちょっと重めのウェットなら、
水中でポジションを維持してくれるかも、
そう思ってウェットフライも投げたのだけれど、
やはり空中に舞い上がってしまう…

凧揚げじゃないんだから…

1時間ほど悪戦苦闘して、
まったくラインをコントロールできないので、
泣きたくなってしまった。

いまさら他の渓を目指すこともできないし、
さてどうしましょ。

いい方法も思いつかず、
半ばやけくそで、
うんざりしながら釣り上がっていくと、
おやおや、4時半ごろから風が収まってきた。

と同時にちらほらと虫のハッチもでてきた。
マダラ系の#12サイズ、
イエローストーン、
ヒラタ系の#14サイズ、
などが少しづつお出まし。

そこで、
フライをオリジナルの#15QBP
クイルボディパラシュートのクリームをセットして、
目の前の流れのやや緩くなったあたりにフライを落とすと、
バシャッとヒット!

綺麗なアマゴでした。

180423 長良川支流 アマゴ

流れはこんな感じで、
大きな岩と小さな岩が程よく配置され、
危ない場所も殆どなく、
とても釣りやすい渓流です。

-夕方の作戦は-

この川はアマゴとイワナが混生しており、
早い流れにはアマゴ、
緩い流れにはイワナ、
といった具合で、綺麗に棲み分けていることが多いのですが、

そろそろ夕方に近くなってきたので、
魚達がフライを見つけやすい、
緩いポイントを主体に流すことにしました。



完全には吹き止まない、
下流からの風と相変わらず悪戦苦闘しつつ、
それでもちょっとはポイントに入りやすくなったので、
ゆっくりと釣り上がっていきますと、
バシャッとヒット!

まぁまぁのイワナでした。

180423 長良川支流 イワナ
180423 長良川支流 イワナ

というわけで、
今回はこれにて納竿。
ボーズにならなくて本当に良かった、
ほっと胸をなでおろすのでありました。

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