最凶のクマの巣谷で、最強のクマビールをゴックン。LASTHOPE flyfishing diary-No.133

今日(9/30)は渓流シーズンの最終日。
明日からは禁漁となります。

つい2~3日前に、40cmイワナが出たらしい!
そんな噂を聞きつけて、道具屋おやじがやってきたのが、
気の荒いクマがいるから、絶対に入ってはいけないと、
40年前に教えられた最凶のクマの巣谷。

その渓では何人も釣り人が襲われていて、
過去に何度も事故があったらしい。

そのため、道具屋おやじもその渓は、
入り口周辺は何度もやったことがあるけれど、
奥まで入って行くことはなかった。

けれども、40cmのイワナが釣れたとあっては、
何が何でも行かねばなるまい。
クマは怖いけれど、それでも虎穴に突撃するつもりで、
40年来の禁を解いて、朝の6時から突撃開始!

今朝のタックルはスコットのFS723/5に、
テスト中の#11ベンジョアブ-カットウィングの
組み合わせ。

この渓は降りてみれば渓相は優しくて、
ご覧のようにとても釣りやすい。

ところが入渓してみてすぐに分かったのは、
クマの足跡どころか、釣り人の足跡がたくさんあって、
相当に釣り荒れた感じが漂ってくる。

特に昨日と一昨日の土日は最終週末なので、
たくさんの釣り人が入渓したようで、
試しにストレートラインを流してみてもダメ。
脇の巻きを流してみてもダメ。
餌釣りとルアーマンにずいぶん叩かれているようだ。

すぐに他の谷に行くことを考えたが、
ここは脱渓点が遠くて、
5~6時間は釣り上がらないと林道に出られない。

覚悟を決めて釣り上がっていくと、
こんなイワナがヒットした。
ゴミでもついているかと思って良くみると、
チョウが何匹がついていた。

クマの恐怖に怯えながらの釣果は、
チョウがくっついたイワナでしたか…

がっかりしながら釣り上がって行くと、
今度は綺麗なアマゴがヒット!

このアマゴにはチョウはついていなかったけど、
サイズがねぇ…
もう少し大きいのが出てくれると嬉しいなぁ。

などと思いながら、
結局は6時間ほど釣り上がって、
チビアマゴとチビイワナ10匹の貧結。

また長い距離を歩いて帰らなければならないので、
重い足取りで車まで戻って、
そそくさとアイスボックスを開ける。

取り出したのは、
アヒル倶楽部の事務局長がプレゼントしてくれた、
岩手の最強のクマビール。

最凶のクマの巣谷で、
最強のクマビールをゴックン。

このビールは口当たりが良く、とても美味しかった。
特にレモンの入ったタイプは、めちゃくちゃ美味しい!

事務局長のご配慮に感謝しつつ、
これで元気が出たので、
酔いが覚めた夕方もやることにした。

本流狙いでロッドを替えて、
イブニングの相棒はスコットGS803/4JSに、
テスト中の#9マイスターブラックの組み合わせ。

さすがに本流は竿抜けポイントが多く、
直前にルアーマンが何人か入った後だったけど、
いいサイズのイワナが5~6本ほど出てくれた。

これは28cmのイワナ。
これで満足して納竿となりました。

というわけで、

◎ 今回の動画はこちら。

◎ 動画を集めたLHチャンネルはこちら

◎ 定年過ぎたら旅に出よう。
LHチャンネル2はこちら