皆さんは、ヤマトイワナを釣られたことはあるだろうか?
道具屋おやじは、40年以上もこの釣りを楽しんでいるが、
明確にヤマトイワナといって良い魚体には、
めったにお目にかかったことがない。
だいたい白い斑点が入っていることが多くて、
それがほとんど見えない個体でも、
”たぶんこれはハイブリッド”
などと、ご常連達から却下されてしまう。
もちろん、ヤマトがいる川は知っているけれども、
そこで釣りたいわけではなく、
道具屋おやじのホームグラウンドで釣りたいわけで、
そうすると釣れる可能性のある川は、
ずいぶん限られてしまうことになる。
ところで、
今シーズンも幾つかの渓流を開拓して、
入り口のない川を何本かものにできたけど、
今日(9/12)行く川も、
そんな入り口のわからない渓の一つで、
周辺をよ~く眺めてみると、
なんとなく先人達の足跡が浮かびあがってくる。
それに気が付いた人だけが入渓することができる、
そんな貴重な渓だ。
そしてここにヤマトがいるという噂があるので、
今日は仕事を始める前の2時間ほどを釣ろうと、
朝一(アサイチ)の5時半に入渓した。
この渓はとても狭いので、
相棒はウィンストンピュアの663/4。
フライはテスト中の#11ベンジョアブ-YMDスタイル。
このシステムで釣り上がって行くと、
イワナ達の反応が良く、
さすがに入渓点の分からない渓の実力は
素晴らしい。
こんなイワナを何匹かヒットして、
綺麗なアマゴも出た後で、
最後にこんなイワナが出てくれた。
見ると白点はまったくない。
この画像だと迫力が伝わらないのが残念だが、
現場ではもっとオレンジ色が強く出ていた。
魚体も他のイワナとは明らかに違っていて、
なんとなくヌメッとしている。
パーマークらしきものは見えるけれども、
はっきりとパーマークという模様でもない。
ヤマトかな?
ハイブリッドかな?
ヤマトならもう少し体の模様がおどろおどろしいかな?
まぁ、どちらでもいいか、
いい魚が釣れて、
入渓点のない渓をまた一つものにできたし。
この1匹を釣って満足したので、
8時前には納竿。
その後は先日、ちょっとだけご紹介した、
郡上大和の朝市に突撃して、
幸い本日は数量制限もなかったので、
今回は、豊水(左)と二十世紀梨(右)を無事ゲット!
後で美味しくいただきました。
朝一のヤマトイワナはナシかもだったけど、
朝市のヤマトナシはアリだったので、
今日も充分に満足でした。
では今から店に戻って、
昼からの営業、頑張りまぁ~す。
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