ニセ札づくり。

ご常連の山田名人から、
素晴らしい情報をいただいた。

何でもその渓は、ちょっと上流につめていくと、
尺イワナと尺アマゴが入れ食いとのこと。

こんな素晴らしい情報をいただいて、
手ぶらで帰しちゃ申し訳ない。
そこで、ビールは何が好きか尋ねてみると、
”よなよな”
とそれらしい返事が返ってきた。
山田名人も源流居酒屋がお好きなようです。

すぐに近所の酒屋に駆けつけたのだけど、
残念ながらよなよなは2本しかなかった。
生産量が限られているようですね。

そこで、エビスビールを1パック買ってきて、

まずは1本抜いてよなよなと入れ替え。




包装を傷つけないようにもう1本抜いて、
またまたよなよなと入れ替え。

これならよなよなの1パックと見間違えてくれるかも。
帯のついた100万円の束の上と下を抜いて、
ニセ札を作っているような気分になりました。

うまくごまかせるでしょうか?

ご笑納くださるとよろしいのだけれど…。




素敵な晩ご飯、その2.

都内在住のO様から、
またまたエビスビールを頂戴しました。

凄い!
ぎっしり入ってます。
これで当分の間は晩御飯が楽しみです。

また山田名人からは、
幻の五平餅を頂戴しました。

これは馬瀬川の楢谷集落にある五平餅屋さんで、
朝、営業を始めると、すぐに1~2時間で売り切れるという、
人気の高さから、幻の五平餅と呼ばれております。




そして平松様からは、
前回の黄色いスイカパンに続いて、
赤のスイカパンも頂戴しました。

さっそくかんぱ~い

五平餅は塗ってあるたれが秀逸。
荏胡麻とクルミを混ぜたたれでしょうか?
組み合わせが絶妙で、香ばしさがたまりません。

パンはもっちりとして
食べごたえがある。
エビスの黒ビールと、どちらもとても良くあいます。

皆さまのおかげで素敵な晩御飯になりました。
ご馳走様でした。



まだまだオイラは半だらさん。

京都のご常連、
S様ご夫妻から頂戴したのが阿闍梨餅。
京都が誇る銘菓です。

また、ご常連の平松様からは、
郡上八幡の美味しいほうじ茶を頂戴しました。

さっそく頂戴しますと、




阿闍梨餅は上品な甘さで、
香ばしいほうじ茶と良くあいます。
嫁と一緒にパクパク、ゴクゴク、
美味しく頂戴しました。

ご馳走さまでした。

ところで、
阿闍梨餅の由来は、
修行されている阿闍梨様の頭にかぶる、
あじろ笠がその起源とのこと。

阿闍梨様が修行を終えられると、
立派な僧正になられるそうですが、
修行はとてもつらいものですので、
その苦労を忘れないようにとの、
戒めのようにも思えます。

あるいは、修行中の皆様には。
励ましかもしれませんね。

さて道具屋おやじ、

今週の定休日(7/10)は増水後の渓に突撃。
動画はこちら
先行者の後だったのですが、
アマゴ、イワナで20匹ゲットと、
釣果的には大満足。

ただ、尺サイズが出ない…

20匹釣ればだいたい1匹ぐらいは
尺クラスが混じりますので、
充分に期待できる日だったのですが、
増水の真っ最中でしたので、
ドライフライが流れるスピードが早過ぎて、
大物はお出ましにならなかった。

そんな場合には、
ニンフに替えたりウェットにしたりと、
やれる作戦はいろいろあるのですが、
先行者の方がすでに緩いポイントはやっているので、
倒木が入り組んだようなポイントとか、
大きな岩の下とか、
根ガカリ必至のポイントへフライを送り込むには、
ドライフライしか使うことができない。

さてそれならどうするか?

色々と作戦を考えていたのですが、
あいにくその日は時間切れ。
残念ながら大物には出会えず仕舞いでした。
まだまだ修行が足らないようです。

話しは変わりますが、
京都の修行中の舞妓さん。
ようやく長い修行を終えて、
もうすぐお店出しの直前に、
先輩の舞妓さんと一緒にお茶屋さんに伺って、
最後の修行をされます。

その時に、
先輩の舞妓さんはだらりの長い帯ですが、
半人前のもうすぐ舞妓さんの帯は、
半だらという、短い帯を纏います。
半だらの帯は、まだまだ修行中という
証しなのですね。

道具屋おやじも修行が足らない半だらさん。
だらりの長い帯は、道具屋おやじには、
当分、先の話しのようです。

阿闍梨さんの編み笠被って、
まだまだ修行に頑張らねば…。