SCOTT(スコット フライロッド)、セントリック907/4と906/4FBのキャスティングインプレッション。

今夜(11/15)は名古屋港のシーバス船、
明康丸さんと20:00に出船予定。

そこで、
届いたばかりのスコットのニューモデル、
セントリックを試そうと思って、
店の外でライン重量のセッティング。

といってもこのロッド、
とてもタフなモデルですので、
多少の重量オーバーは全然OK。
セッティングといっても何もすることはなく、
ただの番手確認だけでOKでした。

シーバスのミノー用にはC907/4に、(下)
エアフロのシーバスライン#7をセット。

カサゴ、メバル用にはC906/4FBに、(上)
エアフロの40+ WF6をセット。

SCOTT CENTRIC C907/4とC906/4FB
SCOTT CENTRIC C907/4とC906/4FB

店の外でちょっとだけ試した感想は、

-C907/4-
これはセントリックのすべてのモデルに共通しますが、
ともかく細いループが作りやすい。
とってもカッコ良く飛ばすことができます。

スコットとしてはファーストアクションですが、
セージやルーミスほどガチガチではなく、
繊細な部分が残してありますので、
投げていて楽しいモデルです。

そして、
この907/4はメリハリがはっきりとしていて、
パワーを乗せた時と抜けた時の感触が分かりやすい。
そのため、フォルスの前後でロッドを止める位置が、
つかみやすくなります。

ブランクが細いので、
普通に振っていても軽く飛んでくれます。

トルクも強いので、
大きなフライ、かさ張るフライを投げる時は、
コントロールしやすいのが助かります。
わざとループを広くして、
トラブルを少なく投げることもありますが、
狭いループも広いループも作りやすいので、
実戦に向いたロッドですね。

-C906/4FB-
このモデル、
どうやって投げても、
細いループを作ろうとしてくれます。
ロッド自身が仕事をしてくれるので、
お任せしても大丈夫です。

ただ、
ラインスピードが上がり過ぎて、
手元のラインを引っ張って、
勝手に飛んで行きますので、
投げ過ぎにご用心。
ライズを飛び越えちゃうかもね。

いつもよりもちょっとの力で、
ゆったりと振るとよろしいでしょう。
スピード違反にご注意下さい。

というわけで、
どちらもさすがに新製品。
素晴らしい能力を秘めておりますが、
実戦で使った感触は、
また別の機会に申し上げましょう。