KJ様のご依頼で、
マンツーマンのタイイングレッスン。
当方でご購入いただいたオリジナルフライが、
とても良く釣れたので、
ぜひそれをタイイングしたいとのことで、
本日は#12ムネアカのパラシュートがお題です。
で、タイイングを始めるその前に、
KJ様から、
”当方のオリジナルパターンは、
何故ループウィングを採用しているのですか?”
と、ご質問があったので、
利点は2つあって、
一つ目は、フロータント類がウィングに絡みつきやすいこと、
二つ目は、巻いたハックルが上方に抜けることが少ないこと、
などの特徴を申しあげました。
また同時に、
ポストの高さとハックルのサイズは、
簡単には申しあげることができない、
それぞれの好みがあることなども
申しあげました。
基本的なことはアレコレと申しあげるのですが、
その後は、実戦で磨いていくしかないことも数多くございます。
ポストの高さとハックルの長さのバランスは、
ご自分の好きな渓流の、
水流と底石の状態、
周辺の環境の色合い、
そして加齢とともに変化していくご自分の視力などが、
密接に関係してくるからです。
そんな説明を加えつつ、
ひととおりタイイングの手順をご覧いただいてから、
実際にチャレンジしていただきました。
KJ様はすでにベテランで、
尺イワナを何本も釣っておられる凄腕ですが、
フライのタイイングは独学でしかやったことがないとのことでしたので、
ハックルを巻き始める時の、
ハックルの止める位置。
ハックルを巻き終わった時の、
すでに巻いたハックルをできるだけ巻き込まないようにしながら、
フィニッシュする方法。
そんなことに注意していただきながら、
1時間半ほどでご覧の釣果。
初めてチャレンジされるループウィングも、
難なくこなされました。
これならちゃんと釣れますよ。
あとは実戦で頑張ってくださいね。
- マンツーマンタイイングレッスン -
マンツーマンのタイイングレッスンは、曜日に関係なく、
基本的には何時でもOKです。
エルクヘアカディス、ライトケイヒルパラシュートなど、
基本的なパターンを1時半~2時間ぐらい、
本数は6本ぐらい巻いていただいて、
材料費込みで3,000円となります。
また今回のように、
その季節に良く釣れるパターンを巻いてみたい、
そんなご要望にもお答えできますよ。
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