新規開拓も楽じゃない…。

今週の定休日(9/03)は、
久し振りに長良川の源流域に突撃。

先の大雨の影響で、
国道156号はいまだに大きな工事を2か所で行っており、
そのうちの1か所は、片側交互通行となっております。

当然、周辺の支流も無傷な筈はありませんので、
取っておきの尺イワナポイントがどうなったのか、
確かめに行ったのですが…。

行かなきゃよかった、
大事な尺イワナポイントはなくなっておりました。

まぁ、大雨による増水は自然の営みの一つですので、
誰にも文句をいうことはできませんが、
オイラの大事な尺イワナポイントは、
復旧工事の影響か、見るも無残な状態になっており、
またその工事がこのあともずっと続きそうですので、
しばらくはこのポイントで、
尺イワナにお目にかかることができません。
本当に残念です。




けれども、がっかりばかりもしていられません。
手の内の引き出しが一つ減ってしまったのですから、
このまま補充できずに尻すぼみになってはいけませんので、
すぐに気を取り直して、
いつも釣行のたびに持参する国土地理院の地図とにらめっこ。
今までやったことがない区間を試してみることにしました。

やって来たのはこんな渓流、
フライ向きの穏やかな流れで、
良型のアマゴとイワナが潜んでいるはずです。

ところが、
3時過ぎに入渓して、
1時間やっても2時間やっても、
まったく反応がない。

おまけに、
ちょっと緩い流れにフライが差し掛かると、
茶色いあの子と銀色のあの子が釣れてしまって、
(茶色の子はカワムツ、銀色の子はシラハエ、
などと呼ばれているかも)

これは川の選択をミスったかなぁ?

もう夕方の5時を過ぎていて、
いまさらポイント移動もできないし、
とりあえず脱渓点まで目指すことにしました。

やがて、さらに1時間ほど釣りあがったところで、
まぁまぁのサイズのイワナをゲット。
危うくボーズになるところでした。

2018/09/03 長良川 イワナ
2018/09/03 長良川 イワナ

最後にもう1匹、綺麗なアマゴをゲットしたところで、
ようやく脱渓点に到着。
もうあたりはすっかり薄暗くなっておりました。

4時間近くかかってイワナとアマゴが1匹づつとは…。
新規開拓も楽じゃありませんね。

でもフライフィッシングを始めた40年前は、
何も情報がないため、国土地理院の地図を片手に、
こうやって、あの川、この渓と釣り歩いたものでした。

昔を思い出して、
いい流れに巡り合うまで、
しばらくは新規開拓で頑張ってみましょう。

釣行日:2018/09/03
ヒットフライ:#13 キハダ

-2018年道具屋おやじの釣り日記-
道具屋おやじの釣り日記はこちら

-2018年9月の釣果-
2018年9月の当方HPの釣果はこちら

-尺サロン-
尺物の釣果を集めたページはこちら

-2018年度渓流釣り釣果-おまとめ要約ブログ-
2018年度の渓流釣り釣果のおまとめ要約はこちら