道具屋おやじ病魔に捕まる…。

ここのところ何だか動悸がひどくて、

ドキドキが止まらない。

決して可愛いねぇちゃんに告白されたわけでもなければ、

ナイショのシーバスの入れ食いポイントを見つけたわけでもない。

嫁に浮気がバレた!そんな甲斐性はありません。

しょうがないので近所の医者に行ってみると、

それでは心電図を取りましょうということで、

やっていただいたのだけど特に異常はなかった。

でも近所のお医者さんはそれで諦めることもなく、

重大な病気が隠れているかもしれないので、

24時間の心電図を取ってみましょう。

てなわけで、

美人の看護婦さん二人に羽交い絞めにされて、

つけられたのがこれ。

ホルターとか何とか言ったっけ。




昔はこの機械が大きくて、
一度だけ身内の者が体調が悪くて、
この機械をつけていた時には、
袋に機械を入れて体からぶら下げていた。

けれども技術が進歩して、
機械を小さく、軽くできるようになったので、
日常生活にもまったく支障がなく、
たまにつけているのを忘れるような24時間を過ごしました。

さて道具屋おやじ、
24時間の心電図の結果はいかに?
病魔に捕まったのか?
それとも悪運強く何とか逃げ延びたのか?

来週は結果を聞きにいかなければならないので、
それまでは大人しくいていようっと。




禁断の扉をこじ開けろ、その1。

自宅の近所に大きなスーパーができて、
一帯はただいま開発中でいろんなお店ができている。

ス-パーの隣には眼鏡市場やダイソー、
それにそのスーパーの系列のホームセンターもあって、
自宅から車で5分なので、本当に便利になった。

ところで、
ご常連の水野名人から、
ダイソーは最近になって釣り具も扱っていて、
ジグやタイラバなど、いろいろ置いてありますよ、
などと教えてくれたので、

近所のダイソーを覗いてみると、
やはりいろいろ扱っていた。

そこで、
今後の展開として必要なものをアレコレと漁ってきた。

ダイソーのルアー
ダイソーのルアー



買ってきたものは上から、
ナス型オモリの8号、タル付きオモリの5号、28gのジグを2本とサルカン、
そしてタイラバの30gを2本とジグヘッドを1本。
あわせて1,434円なりぃ~

しかし安いね、
こんな価格を見せられたら、ルアー屋さんは困るだろうなぁ。
もちろんダイソーのルアーが釣れればの話しだけど、
もしこれがちゃんと使えるのなら、価格破壊もいいとこだから、
ルアー屋さんの売上もずいぶん食われるでしょうね。
うちはフライの専門店だから、あまり関係ないけれど。

さて、
こんなものを買い込んで道具屋おやじ、
一体、何をするかといえば、
禁断の扉を開けるための秘密の道具達を
揃えているところでした。

禁断の扉の向こうには何があるって?
それはうまく扉を開けることができてからのお楽しみ…。




GルーミスのデモロッドとK様のキャスティング

K様からのご依頼で、
Gルーミスのデモロッドを2本ご用意させていただいたら、
先日、お試しにこられた。

あいにく夕方の6時近かったので、
すでに外は真っ暗。

視界が悪くて状況の把握が難しいので、
ベテランのK様でも、なかなかこのロッドの良さを
引き出すことが難しいのじゃないかな、
などど思っておりますと、

店の外に街灯があって、
そこでキャスティングしていただくと、
ラインの伸びる力とか、
それに相関するロッドの曲がり方とか、
全然問題なく確認していただくことができた。

おかげさまでお気に召したようで、
一緒にご来店いただいたH先生から、
GルーミスNRX+590-4のご注文を頂戴しました。

毎度ありぃ~

さて、話しは変わりますが、
K様はベテランでいろんな話をさせていただきますが、
キャスティングを拝見するのは初めてでした。

K様がキャスティングを始めると、

オ、オッ!!!

真っ直ぐに振っている!!!

我らと目指す方向が同じなのね!!!

ビックリした~!!!

K様は交友範囲が広くて、
セージキャスターにもお友達が多い。
そのため、彼のキャスティングは、
ちょっとスリークォーター気味で、
ループを細く見せるタイプなのかなと思っていたのですが、
予想とはまったく違っていて、
同一平面状を通して力のロスと面の歪みを防ぎつつ、
後ろを高く上げることができるキャスティングでした。

そうじゃないと、
長良川のシラメで遠投する時に、
しょっちゅう後ろを釣って、
しょっちゅうフライ交換を余儀なくされるので、
全然釣りになっていない方が多い。

その方たちのループは細くてカッコいいのだけれど、
どうやらその一派は他人にキャスティングを見てもらいたいだけで、
魚にはフライを見てもらいたくないようだ。

一方、K様のキャスティングだと、
後ろを高く上げてトラブルを回避できるので、
とても実戦的なキャスティングでした。

彼はいったいどのような経緯でこんな素晴らしい
キャスティングを身につけたのだろう?
相当にいろんな経験を積んでこられたに違いないね。

ベテランの努力の賜物が透けて見えるような瞬間でした。

というわけで、
実戦的なキャスティングを身に着けたいかたはぜひご来店下さい。
ループを細くすることなどどうでもいいことです。
できるだけ効率よく、
できるだけトラブルのないキャスティングを目指すのなら、
きっと当方がお役に立つことでしょう。

ちょっと熱く語ってみました。

なお、本気で上達したい方は一升瓶が必要です。
中身は全部飲んじゃってくださいね。
何故一升瓶が必要かは、また別の機会に…。