先日のこと、
営業中に急に右目の中のごみが増えた。
道具屋おやじは若いころから飛蚊症があって、
加齢とともに少しづつ、
目の中を飛ぶごみが増えていく。
ごみが増えるのは年齢相応でしょうがない、
などと思っていたのだけれど、
今回は、ごみの量が一気に増えてしまって、
右目の中はゴミだらけ。
おまけに帰ろうと店の電灯を消したら、
目の中に雷まで走りやがる。
これはヤバいかもと思って、
帰宅してからパソコンで検索してみると、
光視症というものがあって、
目の中に光を感じるのがこれで、
飛蚊症と一緒にでることがあるので、
それほど気にする必要はないとのこと。
ただし、網膜剥離や裂孔の可能性もあるので、
ほっておくと失明するから、
医者に行ったほうが良いと書かれてあったので、
念のために次の朝、
近所の眼科にいってみると、
”穴があいてます”
と言われてしまった。
”ガビーン”
”網膜剥離か、これは大変だ”
慌てふためくオイラをしり目に、
”いいタイミングで来てくれて良かったよ、
ちょうと症状が出始めた時なので、
ジャストタイミング!”
妙な褒め方をする院長の助言に従って、
すぐにレーザーをあてることに。
”レーザー治療ってどんなことをするのやろ?
ひょっとして麻酔をかけて横になって、
それからあれをされてこれをされて、
最後は迎えにきた嫁に背負われて、
とぼとぼと帰るのやろか?”
などと妄想が膨らむ一方の道具屋おやじが
用意された椅子に座ると、
院長が握るスイッチをポンと入れたら、
目の奥にちょっとだけ痛みを感じたけど、
はい、それでお終い。
レーザー治療っていっても、
あっという間に終わってしまった。
思ったほどに大変な治療じゃなかったので、
これなら次に左目がなっても大丈夫、
などと思いつつお会計をしてみると、
”ガビ~ン”
レーザー治療って、ぎょっとするほどの金額。
保険が効いても2割負担で60,000円ぐらい。
サラリーマンの皆さんの3割負担だと、
すげえなぁ、ロッドが買えちゃうよ、
というような高額でした。
たまたまかばんの中に、
支払いの用お金を持っていたので何とかなったけど、
いつもならこんな金額持っていないから、
”レーザーはお断りします”
などというかもしれない。
皆さん、そんな大金を常に持ち歩いているのやろか?
貧乏したら、失明もありえるな…
そんな暗い気持ちを抱えつつ、
迎えに来た嫁の車に乗り込むのでありました。
-余談その1-
ちなみにこれは余談ですが、
ちょうどこれを書いている途中に、
ご来店いただいたNさんによれば、
白内障手術は片目で7~8万かかるそうです。
両目ですとその倍ですね。
ご常連の皆様、老後の準備は大丈夫ですか~
せっせと貯蓄にお励み下さいね。
でも竿代はケチっちゃダメよ。
道具屋おやじがさらに貧乏なるからね~
-余談その2-
眼医者で会計するときに、
治療代は生命保険が使えますよと教えていただいたので、
さっそく生命保険会社に問いあわせてみると、
幸い道具屋おやじも使えることが判明。
あぁ~良かった。
これで失明の危機は回避できるかもと、
ほっと胸をなでおろすのでありました。
これなら竿代はちょっとケチってもいいですよ~
道具屋おやじの保険がカバーしてくれるからね~