ムアヘン&ピーコック、今日もせっせとタイイング。

K様のご注文で、
段戸湖のような止水域で効果の高いソフトハックル、
ムアヘン&ピーコックを巻いております。

ムアヘン&ピーコックは2タイプあり、
左が#12 ミディアム、
右が#14 ライトとなります。

ムアヘン&ピーコック #14ライト #12ミディアム
ムアヘン&ピーコック #14ライト #12ミディアム

これではちょっと分かり難いので、
もう少しだけ拡大してみましょう。

-ムアヘン&ピーコック #12ミディアム-
左側の#12ミディアムは、ウェットのフックを使っており、
チョイ沈みのタナを狙っております。
使い方はゆっくりリトリーブしてください。

ムアヘンやウォーターヘンのハックルは、
とても繊細で、ちょっとの水流でも動きますが、
あまり速いリトリーブですと、
ハックルがボディに張り付きやすくなりますので、
ゆっくりめのリトリーブをオススメしております。

-ムアヘン&ピーコック #14ライト-
右側の#14ライトはドライのフックを使っており、
狙うタナは水面および水面直下となります。

命が尽きたユスリカ系が水面を漂う感じで、
ライズがあったらその周辺に投げて、
しばらくは動かさずにそのままほうっておいてください。
やる気があればバシャッと出ます。

また魚が気がつかない可能性もございますので、
その場合には、ほんの少し動かして、
出なければまた少し動かして、
これを繰り返してやります。
ソフトハックルフライでドライの釣りをする感じです。

マテリアルはムアヘンとウォーターヘンを使いますが、
#14ライトの場合は、個体が小さいウォーターヘンを
よく使います。
ウォーターヘンのほうが、小さいフックサイズをとりやすいので、
サイズによって使い分けることもよくございます。




ところで、
ムアヘンやウォーターヘンはとても繊細で、
巻く時もとても気を使います。
うっかりするとすぐに切れてしまいますので、
切れないように、切れないようにと、
神経を張り詰めて巻いております。

3本も巻くと、ど~っと疲れが出てきますので、
休憩しながら巻いているのですが、
1本仕上げて、
ヘッドセメントを塗ってほっと一息、
横をみるとこの子が…。
とっておきのウォーターヘンです。

頭を撫でてあげたいほど可愛いねぇ、
なんてひとり言をいっておりますと、

イヤイヤ、
可愛いなんてとんでもない、
普通のご家庭ですと、
これはグロイから奥様の顔から血の気が引くかも…。
なんて思ったりして。

こんなのがテーブルの上にぽんと乗っておりますと、
ひょっとしたら、
”あたくし、実家に帰らせていただきます”
なんてことになったりして…。

というわけで、
家庭の平和を望まれる方には、
完成品フライのご用意がございます。

◎ ムアヘン&ピーコック ミディアム#12 税込み368円
◎ ムアヘン&ピーコック ライト#14 税込み368円

また、こんなのまったく平気というご家庭なら、
ただいまムアヘンとウォーターヘンは良質なものがございます。

◎ ムアヘン 税込み16,200円
◎ ウォーターヘン 税込み9,720円

-通販のご案内-
完成品フライの送料は2,500円以上のご注文で送料無料。
発送はヤマトのネコポス便を使います。

マテリアルの発送はヤマト便で送料無料。

ご入金は銀行振り込みをお願い申し上げております。

ご注文、お問い合わせは、
電話052-502-4424か、
メール info (at) lasthope.jpまで。

なお携帯の方、およびお急ぎのかたは、
メール lasthope.shinji(at)gmail.com まで。

どうぞお気軽に…。




ラストホープとブラックミッジ、今日もせっせとタイイング。

この季節はおかげさまでミッジがよく売れます。

ミッジを使う状況としては、
シラハエ(オイカワ)、長良川のシラメ、
管理釣り場でユスリカ系がハッチしたとき、
などが考えられますが、

シラメは来シーズンですので、
きっとシラハエか、
管理釣り場でお使いになるのでしょう。

ミッジの中で一番好きなのが、
当店の名前の由来にもなったラストホープ(左)、
そしてやはり古くから伝わるブラックミッジ(右)の
2本です。
どちらもスペントにしており、
ハックルを巻くパターンよりも、
フッキング率が向上します。

これではちょっと見にくいので、
画像を大きくしてみましょう。

左-#22ラストホープ スペント、右-#22ブラックミッジ スペント
左-#22ラストホープ スペント、右-#22ブラックミッジ スペント

-ラストホープ-
ラストホープはイギリスに古くから伝わるパターンで、
その名のとおり、釣れない時の最後の望み。

”ネーミングの素晴らしさから、このフライは外せない”と、
40年前に田渕義雄さんがフライフィッシング教書で
ご紹介されましたが、

ネーミングだけではなく、
このフライの実力からいっても、
フライボックスの中に必ず忍ばせたいパターンです。

正確なマテリアルは今となってはわかりませんし、
ましてやスペントパターンを使っていたかどうかさえ
定かではありませんので、
当方のラストホープはオリジナル仕様となっております。
クイル系をボディに巻きますと素晴らしい仕上がりになりますので、
道具屋オヤジはクイルボディを好んで使っております。




-ブラックミッジ-

ラストホープと同様に、
ブラックミッジもクイル系のボディを採用しており、
仕上がりは、いかにも虫っぽくなります。

ただし、クイルボディは弱いのが難点ですので、
きちんをボディを補強してやる必要がございます。

ボディの補強はクイルボディを巻いたあと、
スレッドでリビングしたり、
あるいは浮力を邪魔しない極細ワイヤーでリビングしたり、
いろんな手段を使います。

極細ワイヤーは、ラガータンが廃業してしまったので、
入手が困難になっておりましたが、
最近になって復活した噂もございますので、
もう一度、入手できるかもしれませんね。

秋の夜長のタイイング、
皆様もぜひミッジにチャレンジしてみて下さいね。

◎ ラストホープ  スペント #22~24 1本380円
◎ ブラックミッジ スペント #20~24 1本380円

-通販のご案内-
この商品の発送は、ヤマトのネコポス便で送料252円。
2,500円以上のご注文で送料無料となります。
ご入金は、銀行振り込をお願い申しあげております。

ご注文、お問い合わせは、
電話052-502-4424か、
メール info (at) lasthope.jpまで。

なお携帯の方、およびお急ぎのかたは、
メール lasthope.shinji(at)gmail.com まで。

どうぞお気軽に…。

-ミッジ一覧-
当方のミッジフライはこちら



METZ(メッツハックル)、コックネックのブラックとクリームのご紹介。

メッツハックルのコックネックで、
ナチュラルブラック、ダイドブラック、
クリームが各1枚づつございます。

左がナチュラルブラックの#2、
真ん中がダイドブラックの#3、
右がクリームの#2となります。

-ナチュラルブラック-
ナチュラルブラックはとても珍しい色で、
めったに入荷しません。

この後にご紹介するダイドのブラックとは、
一味ちがっていて、
自然な色合いとなります。

ベテランの皆様は、
このナチュラルのブラックの風合いを好まれる方が多く、
ということは、
やはり釣れるカラーなのでしょう。

スキンの部分が黒く染まっていないので、
ナチュラルであることがお分かりいただけると思います。

◎ メッツ コックネック ナチュラルブラック #2 本体価格12,900円

-ダイドブラック-
ダイドのブラックはいかにも真っ黒。
アントなどに良く使いますが、
黒いハックルをお考えなら、
まずこちらのダイドブラックをオススメします。

何故って?
ダイドのほうがやはり黒いからです。

◎ メッツ コックネック ダイドブラック #3 本体価格9,400円




-クリーム-
クリームと表記されておりますが、
これほど白さが際立つクリームも
めったにございません。

ホワイトはメッツには設定が見当たらず、
またホワイティングですと、くすんだバードが多いので、
なかなか綺麗なホワイトにはお目にかかれません。

ホワイトのハックルをお探しなら、
ぜひこのクリームをお試しください。
巻き上がりがとてもいいですよ。

◎ メッツ コックネック クリーム #2 本体価格12,900円

-通販のご案内-
発送はヤマト便で送料無料。

ご入金は銀行振り込みをお願い申し上げております。

ご注文、お問い合わせは、
電話052-502-4424か、
メール info (at) lasthope.jpまで。

なお携帯の方、およびお急ぎのかたは、
メール lasthope.shinji(at)gmail.com まで。

どうぞお気軽に…。