先週の月曜日(1/11)は、
大事な用事があったので、
休んでしまいました。
祭日ですので、
いつもなら営業するのですが、
ご来店いただいた方、申し訳ありません。
で、その日は何をやっていたかというと、
実は一歳になる孫の誕生日でしたので、
古くからの慣わしを実践するために、
近所の”木曽路”さんを予約しました。
昔からの慣わしとは、
一歳になったら一升分のお餅を用意して、
それをリュックサックのようなかばんに入れて、
背負わせる。
一生分のお餅なので、
食べ物に困らないような意味合いなのかな。
これを背負ってハイハイできたらOK。
生涯に渡ってひもじさとは無縁です。
それから、
そろばんや筆やらを用意して、
それを選ばせる。
たとえばそろばんを選んだら、
商売人向きとか、
お金に困らないとか、
いろんな言い伝えがございます。
で、
木曽路さんが用意してくれたのが、
これがお餅。
縁起の良い紅白のお餅です。
このお餅を黄色いリュックに入れて、
孫に背負わせると、
重いから動くことができず、
わぁわぁ泣いて大騒ぎ。
一升のお餅ですと、
1.5kgぐらいはありますので、
これを背負って、はいはいするのは、
大変だったことでしょう。
とりあえずできたことにして、
泣き止んだ頃を見計らって、
今度は孫の前に幾つかのカードを並べます。
カードには、そろばんとか、お金とか、
筆とかいろんなものがプリントしてあって、
どれを選ぶかによって、
それが将来の方向になるとか。
無事にひとつを引いたところで、イベントは終了。
あとは大人のための酒盛りでした。
ところで、
こういった風習も、
だんだん廃れていくのではと思って、
手伝ってくれた木曽路の仲居さんに、
’こんなイベントはだんだん減って
いくのでしょうね?’
などと伺ってみると、
’いえ、むしろ増えているかもしれません’
とおっしゃるので、
少子化の影響で、一人の孫を大事にする時代なのかな?
などと思うのでありました。
とりあえず、
一番熱い日を通りすぎた孫が、
すくすくと育つのを願うばかりです。
他所様の赤ちゃん達も、
コロナに負けるなよ~