インディアンケープ入荷。

インディアンのコックネックが入荷しました。

インディアンケープは養殖ではなく、
すべて天然物ですので、
微妙な色合いが多いため、
ベテランの方に人気のハックルです。

左から2枚はコーチマンブラウン、
真ん中とその隣はゴールデンバジャー、
一番右が、ゴールデンバジャーまでは
いかないけど、エッジが黒いレア物
ということになります。

色の説明が難しいですね。

それでは中を開けてみましょう。





左の2枚は、ブラウンの濃いコーチマンブラウンで、
めったに入荷しない色合いです。

真ん中とその右隣はゴールデンバジャーですが、
エッジに黒が入っているものもありますので、
巻上りが楽しみなハックルです。

右の1枚はハックルセンター部の黒がないために、
ゴールデンバジャーとはいえませんが、
エッジの黒が凄いので、
ベテランが好みそうな色合いです。

またハックルだけでなくテールとしてもOKで、
張りのある長いテールが取れますので、
ドライフライに向いたハックルです。

-価格表-
真ん中だけ税込み3,300円
それ以外は税込み4,400円

-通販のご案内-
この商品はヤマトのネコポス便で送料無料。
銀行振り込みをお願い申しあげております。

ご注文、お問い合わせは、
電話052-502-4424か、
メール info(at) lasthope.jpまで。

なお携帯の方、およびお急ぎのかたは、
メール lasthope.shinji(at)gmail.com まで。
どうぞお気軽に…。

(at)は@に変更してください。




イケメンとチョイワルおやじ。

ただいま、
クイルボディパラシュートの、
バジャーハックルタイプを巻いております。

昨年は、庄川名人I氏の助言に従って、
このパターンを使うことが多かったのですが、
名人の助言通り、
ここぞというところで活躍してくれました。

ところで、

バジャーハックルにもいろんなグレードがあって、
芯が薄いものでもバジャーとして出回ってますが、
できれば芯の黒い部分が太いものが良質です。
そのほうが巻上りのソラックス部が黒っぽくなって、
いかにも虫ですよ、と思うような表情が出てくれます。

ちなみにこれは良質なバジャーで巻いたもの。
黒い芯がはっきりと出ているおかげで、
すっきりと仕上がっていて、
いかにも育ちの良いイケメンです。
釣れそうですね。

一方こちらは、
バジャーの黒い芯が極太のタイプ。
迫力があってチョイワルおやじ風。
恐れをなして魚が逃げるんじゃないやろか。




ひっくり返してお腹側を見てみますと、
イケメンタイプはこちらもスッキリ。

一方、チョイワルおやじはこんな感じで、
いかにも腹グロ。

魚がビビッてしまいそうですが..

このチョイワルおやじは実は釣れます。
ただ極太芯黒バジャーなんてめったに入荷しませんし、
見た目もグロイので売れません。

というわけでチョイワルおやじは、
道具屋おやじがこっそりしまい込んで、
こっそりと釣果を楽しんでます。

人間と同じ、
フライも見かけによらないものですね。




OSH(オーバーサイズハックル)とDP(ダブルポスト)。

-OSH(オーバーサイズハックル)とDP(ダブルポスト)-
これは水野名人からご注文いただいた、
先日ご紹介のブルーダンパラシュートの追加分で、

イエローのポストはイブニング用の#10と、
オレンジのポストは通常タイプの#12ですが、
中に1本だけ、オレンジとピンクを使ったタイプが
混ざっております。

-OSH=オーバーサイズハックル-
イブニング用の#10サイズはこんな感じで、
OSH=オーバーサイズハックルの考え方を採用しております。




実は前回の釣行で、

”出るけどはじいてしまってフッキングしない”

そんな話をいただきましたので、

1-テールは長めのサイズで柔らかいタイプを使用。

2-ハックルも大きなサイズを薄めに巻いて、

半沈みのイメージでデザインしております。

またこれは、ブルーダンだけではありませんが、
スピナーフォールで現物が流れた時には、
瀕死の状態のスピナーがもう浮くことができずに、
浮いたり沈んだしながら流れたりして、
緩い流れにたまることも多いので、

柔らかめのオーバーサイズのハックルと、
柔らかめの長めのテールをセットして、
ドライフライだけど沈ませても良い、
そんなイメージで巻いております。

従来、パラシュート用のハックルは、
スタンダードタイプのハックルと比較して、
半サイズぐらい小さ目を使うことが多いのですが、
OSH=オーバーサイズハックルの考え方を
取り入れるようになってからは、
割と大きなハックルも使うようになりました。

-DP=ダブルポスト-
またこれはオレンジとピンクを組み合わせた、
DP=ダブルポストを採用した#12ですが、

オレンジが見やすい川と、
ピンクが見やすい川がございますので、
どちらでも良いように両方を使って、
視認性をアップしております。

このパターンの場合には、
早い流れでもしっかり浮くように、

1-ハックルは硬めのもので厚めに巻く。

2-テールはボディと同じ長さで硬めのものを使う。

こんな感じで早い流れでも浮き続けることをイメージしております。

OSHもDPも、
いろんな知恵を盛り込んでフライを巻いておりますので、
ただ単にブルーダンパラシュートといえども、
さまざまな工夫が入っております。

今回の水野名人のように、
皆様からご注文いただいた場合には、
オリジナルフライはいろんな仕組みをこっそりと
付け加えておりますので、
ぜひご貴殿のイメージを伺わせて下さい。

ご注文をお待ちしております。