貴重な情報がチームマンサーの岡本氏より届きました。
これは行くしかないですね。
さっそく常連の木村明夫さんと、明康丸さんに伺うことに...。
前回は40ｃｍ前後が多かったため3番ロッドばかり使っておりましたが、
1発デカイのがかかって痛恨のバラシ、オープンウォーターと思って油断しておりました。
やはり3番ラインではまさかの時に無理があります。
そこで、今回は6番ラインのセットを物色して、
中型クラスのセイゴや良型のメバル狙いに評価の高い、スコットのX2S 906/4を持ってきました。
これなら50ｃｍ越えのシーバスにも充分に対処できるでしょう。
また、ポイントを変えてメバル狙いに移動する時にも、タックルをそのままで使うことができます。
X2Sのアクションは昔のヘリプライにちょっと似ていて、
しなやかなティップが微妙なバイトもヒットに持ち込んでくれますし、タフなバットは大物のファイトも余裕でこなしてくれます。
魚を面白く釣らせてくれますが、決して主導権を相手に渡さない、スコットのX2Sはそんなロッドです。
ところで、前回の釣行時でハッキリと分かったのは、
水面でのボイルが多くても、フローティングラインよりもインタミのようなチョイ沈みのラインのほうが釣果が上がること。
前回はスコットのSTS903にゴーストティップの4番をあわせて釣ったのですが、
フローティングライン使用よりもはるかに多くのヒットがあり、体感的には10倍以上のひらきがありました。
フライがちょっと沈んでいたほうが、やはり魚が安心して食ってくるからなのでしょう。
フローティングラインとインタミラインでは、明らかに後者のほうが有利です。
特にクリアのインタミラインですと、釣果の伸びが全然違います。
クリアのインタミラインは、神経質な魚にはもってこいのラインですね。
ところが...
今回用意したスコットのX2S 906/4にちょうど良いクリアのインタミがありません、ゴーストティップは入荷が悪いし...。
あれこれと悩んでいたところへ、たまたまタイミングよくエアフロ社から、
デルタシューティングヘッドのクリスタルクリアのインタミラインが発売されましたので、
今回はこれの D5/S6 SI をヘッドにして、ランニングラインは、
さらに絡みにくくなったリッジランニングライン20ｌｂｓのニューモデル、エクストリームをセットしました。
これでラインシステムは完璧でしょう。
で、肝心のフライパターンですが、釣行前の情報ではシラスがだんだん大きくなっていて、
中にはこんなのもいますよとのことでしたので、
さっそくシラスミノーの改良タイプ、＃6コウナゴミノーを用意しました。
コウナゴミノーは通常タイプと発光するルミナスタイプがあり、常夜灯の明るさなどによって使い分けております。
こんな感じで巻いてありますので、ご参考までに...。
- ＃6 コウナゴミノー typeL（ルミナスタイプ） -
ちょっと画像が見にくいので恐縮ですが、コウナゴのお腹の白い部分にはポーラーベアーが使ってあります。
白熊君を使いますと、本当に良く釣れるパターンが出来上がりますので、どうぞお試し下さいね。
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とりあえずタックルをセットし終わって、22：00に出船、この後の満潮からの下げを狙う作戦です。
まずは出船してすぐの、お約束の場所でコウナゴミノーtypeL を試してみると、
2〜3投でこんなのがヒット、幸先良いスタートですね。
ネットの枠が55ｃｍあるそうですので、待望の50ｃｍオーバーでした。
がっぷりと＃6コウナゴミノーをくわております。
コウナゴミノーは濡れると全体がコウナゴっぽくなって、半透明のシルエットになりますので、
この画像はイメージどおり、しめしめですね。
やがて、隣で投げていた木村さんにも同サイズがヒット！
木村さんはフローティングラインを使っておられましたので、
さきにオイラのほうにヒットしたのは、やはりラインの差があったのでしょう。
同じポイントでオイラにもう1本50ｃｍオーバーがヒットして、
ラインとロッドの組み合わせテストは完了、クリアのインタミラインはやはり好釣果をもたらしてくれました。
ソルトで使う場合、塩がついてランニングラインが絡みやすくなるのが困りものですが、
今回使用したリッジのエクストリームラインは、硬めのコーティングのおかげで絡みが少なく、
トラブルが少ないので、フライが水中に入っている時間を長く保つことができました。
また飛距離も出しやすくてとても重宝しました。
淡水だけではなく、ソルトでお使いになっても大丈夫ですよ。
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そのあとは港内のポイントを幾つか試しましたが、
30〜40ｃｍクラスをそれぞれ30本ぐらいゲット、メバルにも遊んでもらって、楽しい釣行となりました。
今後はさらにサイズが良くなってくるとのことですので、ぜひ皆様もお楽しみ下さいね。
ご予約、お問い合わせは、明康丸さんまで。