通常のパターンを使いますとフライのシルエットが崩れてしまいがち。
メッキだけでなく、海の魚全般に言えることは、
シルエットを崩したフライには絶対襲い掛かってこないこと。
従いまして、ソルトフライの基本デザインの一つは、
ボディシルエットを絶対に崩さないことにございます。
そのような点に配慮したのが今回ご紹介する＃6メッキミノー、
早いリトリーブにも姿勢を崩さないように、エポキシで固めてあります。
− ＃6メッキミノー −
これはメッキーミノーで一番多用する、ゴーストタイプのカラーですが、
ご覧になったら一目瞭然、ソルトの基本ベイト、シラスをイミテイトしております。
また、メッキはピンクのような派手な色を好むことも多いため、
豊富なカラーバリエーションでローテーションされますと、
ヒット時間がより長く継続してくれます。
− ＃6メッキミノー カラーバリエーション−
カラーバリエーションは左側上段から下段にかけて、
ゴースト、ゴーストルミナス、タン、
右側上段から下段にかけて、ベイトフィッシュ、ピンク、チャートリュースルミナスの順となります。
ところでこのフライ、メッキミノーと称してはおりますが、
実はシーバスにもとても効果的。
特に捕食されているベイトが小さい時には、
全長が3ｃｍほどのこのフライをぜひ試しください、
きっと良い結果をもたらしてくれることでしょう。
もちろんメバルにもOKですよ。
オススメカラーとしましては、
昼間の釣りなら、ゴースト、タン、ベイトフィッシュ、ピンクなどがよろしいでしょう。
朝早くとか夕方の光量が少ない時、あるいは夜間の場合には、
ゴーストルミナス、チャートリュースルミナスが効果的です。
リトリーブの特徴としましては、
このパターンは本来、早いリトリーブにシルエットを崩さないように、
両手を使ったツーハンドリトリーブ対応になっておりますが、
メッキほどリトリーブのスピードを上げる必要のないシーバスや、
あるいはメバルを狙う場合には、シングルハンドリトリーブ（ワンハンドストリップ）で、
ゆっくり引っ張っていただいてもOKです。