矢田川のコイでシステムチェック。 2012/04/29


今日(4/29)は常連の皆様にお願いして、矢田川のコイを相手にシステムチェック。

課題は2つあって、
1-最近流行のスイベルを使ったライン接続で、強度があるかどうか?
また、魚が掛かってからのやり取りで、スイベルがガイドに引っ掛からないかどうか?
2-エアフロのニューモデル、レイジコンパクトが使いやすいかどうか?
こんなところをチェックします。

おまけに矢田川のコイに抜群の釣果を誇る、
噂の ”アニキフライ” も試してみます。
さて、釣れるかな?

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ところで、
流行のスカジットシステムはヘッドがとても重いため、細いランニングラインを使うと、
ランニングラインにヨリが入った場合に、切れてしまうことがありますが、
強度を保つのに何か良い方法はありませんか? との問い合わせをいただくことがございます。
できるだけ丁寧にランニングラインのヨリを取ってくださいと申し上げるのですが、
最近になって、岐阜の師匠の店ではスイベルを使って自動的にヨリを取っているとの噂を聞きますので、
今日は、NTスイベルのパワースイベルとパワーキャストを試してみました。
システムの詳細は、上のスイベルのページをご参照下さい。

まずは1匹目、63cmありましたが、全然問題なし。


ちなみにこの時のシステムは、
スコットのL2Hスイッチ1106/4に、
エアフロのD6/S7F+リッジエクストリームランニング20lbs+マキシマリーダー7.5ft3Xを使っております。
リーダーの強度も試しております。
最初の1匹はまだ魚がスレていないため#10のコイ用ドライを使いました。
ラインの接続はループトゥループで、パワースイベルの#8を使っております。

魚がヒットしてからは10分ぐらいのやり取りですが、ロッドが長いためファイトはラクチンです。



10分ぐらいやり取りしますと、スイベルの部分は何度もガイドをいったりきたりしますが、
全然問題なく、強度もまったく大丈夫でした。

システムチェックにつきあってくださった”アニキ”もゲット!


アニキは矢田川のコイを相当数釣ってますので、すでに ”矢田川のコイ名人” の称号を進呈しております。

そこで次はアニキの考案した”アニキフライ、#8コイウェット”を使いましたが、
すぐに65cmがヒット!オイラのフライよりも大きなサイズがヒットしたのは、さすが”アニキフライ”

これが65cm。


これはシステムを変えて、
エアフロのD6/S7Fにナイロンのモノフィラをランニングに使っております。
ラインの接続は、モノフィラをパワーキャスト#5に直接結んで、パワーキャストをD6/S7のループに引っ掛けております。
これですと、ラインの加工が必要ないため、システムが簡単でよろしいのですが、問題が一つあります。

パワーキャスト#5は、その形状からラインが出て行くときにガイドに引っ掛かりやすくなります。
そのため、ヘッド部を全部出してからキャストするほうが安全で、トラブルが少なくなります。
ラインを回収する時はガイドには引っ掛かりませんので、
こんなにロッドが曲がっても、



接続部が中に入ってしまえば、なんら問題はありませんでした。
ラインが出て行く時だけ注意すれば、これはライン交換が簡単にできて助かります。

オイラが2本目のコイと戦っている最中に、
常連の斉藤章さんは65cmもあるナマズをゲット!



矢田川はナマズも多いポイントですので、コイに飽きたらナマズ狙いも面白いですよ。

さて3本目は、
エアフロのニューモデル、レイジコンパクト390grとリッジランニングライン15lbsの組み合わせ。
スイベルの強度は充分だと判明しましたので、
次はレイジコンパクトに15lbsのランニングを直接セットして、その能力を試してみましょう。

レイジコンパクトはスカジットコンパクトとスカンジコンパクトの中間のような性格で、
水面をドライで、水面直下をウェットフライで、深く沈ませるなら、ポリリーダーのシンキングタイプを使ってと、
これ1本でいろんな使い方ができるラインです。
多くの状況を想定しなければならない時、
スカジットコンパクトとスカンジコンパクトの両方を持っていくのは、荷物が嵩張って大変だ。
そんな時には、浮かせても、あるいは沈ませても使うことのできるレイジコンパクトは、ラインが1本だけですみますので、
荷物をずいぶん軽くすることができます。きっと多くの方からご支持を頂戴することでしょう。

レイジコンパクトのシステムとアニキフライで63cmをゲット!


気温があがってきましたので、
できるだけ日陰でやり取りしようと、橋の下でファイト中。
リールを3台用意して、ベストの背中に入れておりますので、
もう重くて大変、ヘトヘトです。



これがアニキフライでヒットした3匹目のコイの口元、がっちりとくわえております。さすがアニキフライ!



というわけで、本日のシステムチェックは大成功!
最後に常連の皆様とレイジコンパクトを試し振り。

アニキも、


斉藤さんも、


さすがにお上手、良く飛んでおります。
レイジコンパクトは遠投能力が高いので、
今後はきっとお使いになる方が増えてくることでしょうね。

とりあえずオイラは、サツキ狙いで...

常連の皆様、ご協力ありがとうございました。