◎ 実戦釣果
2013/07/17 店主、庄川本流でイワナ28ｃｍ、ヤマメ26ｃｍ 他15匹 ゲット。
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25年ほど前のこと。
当時はウルフパターンとかハンピーパターンなどが流行っておりましたので、
夏場に有効なパターンを、ウルフとハンピーを組みわせて作ってみました。
出来上がったばかりのフライをさっそく庄川の源流域で試してみると、
驚いたことに素晴らしい釣果を稼いでくれたのですが、
さらに驚いたことには、現物の甲虫類にこのパターンと同じような色合いの実物がいたこと。
たまたまある橋のたもとで休憩していた時、
目の前に1匹のビートルが止まっていたので、何気なくそれを眺めていると、
視線を感じて居心地が悪くなったのか、いきなりその虫がパカッと羽根を拡げて飛び立ったのですが、
なんとそのビートル、オレンジ色のウィングを持っていた...。
これには腰を抜かすほど驚きました。どうりで良く釣れるはずです。
同じ虫は長良川の源流域でもよく見かけたので、
それ以来、夏場に庄川や長良川を釣るときには、必携のパターンとなりました。
- ＃11 庄川ハンピー -
先日の釣行時には、ヤマメやイワナをよく誘ってくれました。
これは庄川本流の26ｃｍのヤマメ、さすがに本流の魚、プロポーションの素晴らしい相手でした。
ところでこのパターン、オレンジのウィングをウルフタイプに立てますので視認性は抜群。
白い渓も黒い渓も、どちらもOKです。
ただ難点があって、オーバーボディに黒のディアヘアを使いますので、
何匹か魚がヒットしますと、ディアヘアが切れてボサボサになってしまいます。
ところがこのパターン、
オーバーボディが切れてボサボサになってからがその真価を発揮して、
さらに魚の反応が良くなってきます。
だいたい5〜6匹釣れますとボサボサになってきますが、
それからまだまだ効果が継続しますので、ずっと使い続けても大丈夫。
ただし、さらに何匹か釣りますとポイントが傷んできますので、
フッキングミスやバラシが続いたらフライの交換時期となります。
テレストリアルの季節に抜群の効果を発揮する庄川ハンピー、
ぜひ一度、お試しください。
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また、バッタなどのテレストリアル系全般をイミテートした、
庄川ハンピーのイエローバージョンもございます。
- ＃11 庄川ハンピー YE -
バッタやイナゴなどを良く見るようになってきますと、こちらのパターンも効果的。
上の黒いパターンと交互に使い分けたりして、釣果を稼いでおります。
なおこのパターン、上質のカーフテールとクリーハックルが揃わないと巻けません。
ソラックス部を黒っぽく見せるように工夫しておりますので、売り切れ時はご容赦下さいませ。
◎ ＃11 庄川ハンピー、庄川ハンピーYE どちらも1本 税込み420円
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