YUKIHIRO YOSHIDA
Fine Japanese Bamboo Fly Rod Builder
◎スタンダードモデル
真竹のバンブーロッドに取り組んで7年。多くのトライ&エラーを重ねて、 ようやく納得のいくロッドが作れるようになりました。 6’6” ♯2/3 ♯3/4 \92,000 7’0” ♯2/3 ♯3/4 ♯4 \92,000 7’6” ♯2/3 ♯3/4 ♯4 \92,000 8’0” ♯4 ♯5 ♯6 \102,000 ※有松絞りの竿袋つき |
◎スタンダードモデル 10の特徴
T、素材は日本固有の真竹を何年か寝かせて、その中で癖や傷のないものを選んでおります。
素材選びの段階で70%以上の材料を捨てることも珍しくありません。
U、節のあわせ方はオリジナルスリースタッグドを採用しましたので、節のパワーロスを軽減する
とともに剛性をあげることができます。また折れた時の修理も容易になります。
V、ブランクの焼き方は和竿と同様に矯めながら3回焼いて矯正し、荒削りしてからバイディング後6回
に分けて遠赤外線ヒーターで直接焼いています。
W、ラッピングはブランクのカラーに合わせて薄いグリーンが基本色ですが、他のカラーも可能です。
X、ネーム入れは無料で承っております。
Y、キャスティング能力は圧倒的に高く、トンキンケーン素材のロッドとは比べ物になりません。
Z、フェルールは自家製のジャーマンシルバーの削り出しでリールシートも同様です。
[、ウッドはトチの木目の素晴らしいものを特に厳選しております。
\、竿袋は手縫いのライナーがついております。小太刀でも入っているような有松絞りの袋です。
]、一般的な日本のビルダーと比べて、価格は抑えております。これは実戦用のロッドとして、
少しでも多くの方に使っていただきたいからです。
◎真竹の長所について
T、表皮に繊維が集中しているため、反発力がとても強い。従ってトンキンよりも速いサイクルで
キャストが可能で、竿の戻り=レスポンスの反応が早いのが、結果的に遠投につながります。
U、また、表皮のすぐ下の部分の密度がスカスカの状態になっており、これも利用することに
よって天然の中空構造を産み出すことが出来て、ロッドの重量が軽くなります。またロッドを
振った時の重量感もより軽減できます。1日釣っても疲れが少ないのはこの部分の恩恵です。
V、丸竹ロッドの場合は、硬い表皮が中に入るため、その結果しなやかなアクションを産み出します。
店主コメント:トンキンケーンには目もくれず、日本製の真竹の秘められた能力を最大限に引き出そうとする
努力がやっと実を結びましたね。
軽快かつ繊細なアクションと、目を見張るほどのキャスティング能力の両立はたいしたモノです。
バンブーは飛ばないという言い訳は、このモデルには通用しません。
◎リールシートにつきましては下記をご参照ください。
YOSHIDA ROD、吉田ロッドさんのリールシートにつきまして。 2018/10/10
デモ用ロッド:ビルダーのご好意により、ただいま3本のデモロッドがございます。お試しになりたい方は、
お気軽にどうぞ...。
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