ロングロッド礼賛、ラディアン1004/4で...。2015/10/19
このところ、体調が悪くて釣行を控えておりましたが、
今朝(10/19)は、久し振りにすっきりと起きることができましたので、
最近好調なローカルリバーに突撃しました。
お昼の12時過ぎに自宅を出て、13時ごろに現地到着。
ところで....
皆様ご存知のように、ローカルリバーは暴れる川ですので、
流れがしょっちゅう変わります。
おまけに、土砂の流入でずいぶん浅くなってしまったと伺いましたので、
今日はいつものスイッチロッドを止めて、
スコット ラディアンの1004/4を持ってきました。
このモデルは、10ft 4番指定ですが、さすがに10ftありますとバットは太い。
ということは、5番ラインでも充分にのりますので、ドライもニンフもウェットもやりたい、
そんな方にはうってつけのロッドと申せましょう。
合わせるラインにつきましては、
今日は、もうなくなってしまったジョアンウルフのWF4Fを持ってきましたが、
ウェットフライのセットで15yds前後の距離狙いですと、DT5Fでも充分にこなせると思います。
このタックルに、リーダーは新品の9ft3Xをセット、
とりあえずフライはリード1本で行くことにして、今シーズン調子の良い#6プリンスニンフ-SHE-GBを結びます。
まずは有名ポイントの一つに行ってみますと、残念ながら先行者アリ。
しょうがないのでその下流に入って、1時間ほど流してみたものの、なんら音沙汰なし。
そこで次のポイントに行ってみますと、見慣れた方がお二人、ポイント攻略の真っ最中。
そこで、また次のポイントを目指します。
何処に入ろうか迷ったあげく、昨年良かったポイントを選択します。
流れはこんな感じでとても浅いのですが、
ルアーや餌釣りでは攻めきれない、浅い流れを選んでやってみますと、
ひと流し目でガツンとヒット!
強い相手でしたので、けっこうハラハラしました。
無事にネットに収まったのは、ホウライマスの45cm。
おそらく去年からの居残りさんでしょう、どうりで強いはずです。
これ1本で充分に満足でしたので、帰ろうかどうか迷ったのですが、
昨年攻めきれていないポイントのことがちらっと頭をよぎったので、
ポイント移動してゆっくりと釣り下がって行きますと、
ゴツン、いきなりラインが走り出しました。
しばらくやり取りしてネットに収まったのは元気なニジマスでした。
これをリリースして釣り下っていきますと、
またゴンとヒット!
これはご覧のように黒点の多い野性味あふれるニジマスで、
こんなのが釣れますと、とても嬉しいですね。
これをリリースして、さらに釣り下っていきますと、
もうポイントが終了、といったあたりでかすかな反応が...。
けれども、スレテいるのか、がっちりと食ってこない。
もう一度、同じポイントを流したのですが、チョンチョンとつつきに来るだけ。
そこで、フライをブラックビーズタイプに変更して、さらにそこから3Xのティペットを30cmほど足して、
やはり今シーズン調子の良かった、#10プリンスニンフ-SHEのレッドタイプを結んで、
同じポイントをゆっくりと流して行きますと、ようやくヒット!
これもニジマスでした。
というわけで、久し振りのローカルリバー、4本ゲットは上出来でした。
なお、今回使ったラディアンの1004/4は、10ftありますのでメンディングがとてもやりやすい。
遠投性能も抜群ですので、
ドライからニンフへ、あるいはウェットへと、いろんなやり方を試したいかたには、
最高の1本となることでしょう。 (スコット、ラディアンはこちら)。
ところで、ラディアンの10ftモデルは、さすがにバットが太いので、
あわせるラインは半番手上をオススメしております。
今回はジョアンウルフのWF4Fを使いましたが、あいにくこのラインはもう入手できませんので、
現行で入手できるラインのなかでは、SAのスープラエクスプレスの#4/5、
同じくSAのブーストのWF4あたりがオススメです。
またウェットフライを多用する方なら、DT5でも充分によろしいでしょう。
リードフライだけならWF4やDT4でもOKですが、
ドロッパーをつけるのであれば、DT5をオススメします。