白い渓は...。2015/06/29


今朝(6/29)は、庄川支流の白い渓がそろそろと思って、
朝の6時に現地到着。

ところが....
あいにくまだご覧のように通行止め。
白い渓は不発でした。



この渓は落石が多いので無理は禁物です。

そこで本流を釣ることにして、
入りやすい場所から入渓しました。



本流は広々として気持ちが良いですね、
これで魚が釣れればいうことなしなのですが...。

皆様ご存知のように、庄川の本流周辺は、
たび重なる大雨で、ずいぶん淵が埋まってしまいました。
20年前、30年前と比べると、流れも相当に浅くなっております。

それでもさすがに庄川の本流、
魚はけっこう残っておりますので、
ちょっとした深みを流しますと、
まぁまぁのサイズのヤマメやアマゴ、イワナにニジマスと、
いろんな魚が釣れてくれます。
たまに茶色いマスもヒットするようです。

さて今回は、まずはドライフライでスタート。
#15 QBP-SPDをリーダーにセットして、
のんびりと釣り上がり。

ところどころに点在する岩や、落ち込みを順番に叩いていきますと、
すぐに小さなヤマメがヒット。

ところが、そのヤマメをリリースしようと魚体にそっと触れてみると、
なんだかとても冷たい。

次の落ち込みでも小さなヤマメがヒットしたのですが、
やはり魚体はとても冷たい。

これでは良型をドライで狙うのは難しいかも、
そう思って
前回同様に、#10 プリンスニンフSHEのブラックをリードに、
レッドをドロッパーに結びます。

この川はイワナ、ヤマメ、アマゴが混生しておりますので、
ブラックでイワナを、レッドでアマゴとヤマメを狙うつもりで、
次のポイントを流しておりますと、

おやおや、24cmほどの良型のヤマメがリードのブラックにヒットしました。



思惑は半分正解で、半分不正解ですね。
リードフライのブラックにヤマメがヒットしたということは、
まだ水温が冷たいのでしょう。

そのまま遡行を続けておりますと、
やがて陽が高くなってきて水温が上がってきたようで、
イワナも出てきました。



2〜3日前の雨で、水量は普段より15cmほど高い。
ドライフライではちょっと厳しい状況ですが、
さすがに増水時のウェットは強いですね。

結局、4時間ほど釣り上がって、
ヤマメが7匹、イワナが5匹の釣果を得ました。

これだけ釣れれば充分ですので、
冷えた体を温めようと、近くの温泉に直行。



ここで2時過ぎまでゴロゴロして、
なんだか疲れてしまったので、
イブニングもやらずに帰りました。

なお、工事関係者がおられたので伺ってみますと、
林道のゲートは、8月いっぱいまでは無理かもね。
秋の紅葉にむけて何とか通す予定、
などとおっしゃっておられますので、
今シーズンの白い渓は、残念ながら見送られたほうがよろしいかも...。