夜中の12時半ごろに飛び起きて、そのまま突撃。
4時には現場に立っておりました。
ところが、
寒い日で気温は9℃しかなく、フリースのジャケットを羽織って準備しておりますと、
冷たい吹き下ろしの風がビュービューと吹き付けます。
これでは活性が出ないのでちょっと難しいかもね、と思いつつ、
本流の流れを1時間ほど流してみましたが、
案の定、反応はなし。
粘っても駄目っぽいので、
すぐに支流の渓に転戦することにしました。
狙ったのは小さな支流、こんな感じで遡行は楽な流れです。
使うシステムは、前回と同様に、
スコットG2 883/4に、＃10プリンスニンフ-SHEをセット。
リードがブラック、ドロッパーがレッドで、
イワナもニジマスも、どちらも狙いましょうという欲張りシステムです。
ところが、欲張りが悪かったのか、
それとも寒くてまだ反応が悪いのか、
魚からの挨拶がまったくなし。
ここなら、というポイントを何か所か試したのですが、魚の気配がまったくありません。
朝の気温が低かったから、まだ底のほうにへばりついているかも....。
そう思って、ヘビーウェイトのパターンにチェンジします。
これが今回使った、＃6プリンスニンフ-SHE-BBフライです。
先端のビーズは、ブラックビーズ（BB）とゴールドビーズ（GB）の2種類用意してありますが、
普段はブラックビーズのほうを、雨や工事で濁ったり、夕方の光量が少ない時はゴールドを選択します。
重量が重いので、アウトリガーのような使い方をします。
” 白泡の中に直接叩き込んで、ゆっくりと持ち上げてくると、ゴツン！ ”
こんなアタリをイメージして流し始めますと、
しめしめ思惑どおり、低い堰堤の落ち込みで、こんなイワナがヒット！
やはり底のほうにおりました。
寒い夜明けでしたので、まだ活性が悪くて、深いポジションを取っているのでしょう。
その後は3時間ほど釣り上がって、合計10匹ほどゲット。
悪くない釣果です。
ところが、その後が悪かった。
他の渓を探査しようと、地図を頼りに片っ端から見に行ったのですが、
殆どの渓で先行者あり。
月曜日なのに信じられませ〜ん、と思うのですが、
宮川下流の各ポイントも、宮川上流と同じように工事だらけですので、
工事のないポイントに釣り人が集中するのでしょう。
仕方がありませんね。
これでは夕方までやることがありませんので、
皆様の爆釣をお地蔵様にお願いしてからは、ずっと車の中で昼寝。
昨夜はほとんど寝ておりませんので、狭い車内でも良く眠れます。
夕方の5時ごろに起き出して、
狙っていたポイントに降りてみました。
寒い日のせいか、目立ったハッチもほとんどありませんが、
イブニング用の＃15キハダで瀬の中を流しておりますと、
綺麗なヤマメがヒット！
その後は放流物のニジマスが5〜6匹ヒットして、
さぁそろそろかなぁと思っていたところで、無念の雨。
寒い日で、さらに雨が降ってはライズもありません。
残念ですが、これにて終了となりました。