フックサイズが違うと...。2015/03/30


今朝は(3/30)、早起きして長良川高鷲方面に突撃しましたが、
本流筋は何処も不調。

ただ、天気が良くて暖かい日並なので、支流のアマゴ狙いなら大丈夫なはず。
きっとドライで出てくれると期待して、お昼過ぎにこんな小さな谷に入渓。
ヒョイッとひとまたぎできそうなほどの小さな渓流ですが、
けっこうアマゴの魚影が濃く、新作フライのテストでいつもお世話になる流れです。




周辺を見回してみますと、コカゲロウがたくさん出ております。
クリーム系のボディが見えたので、ハッチはフタバだろうと決め打ちで、
まずはこんなパターンをティペットに結びます。

#18 フタバ LW ダン&オレンジ

視認しにくいダンカラーのウィングにオレンジをちょっと足して、
視認性をアップしております。



フタバのパラシュートはフックサイズが#18と小さいため、
一般的にはホワイトやピンク、イエロー、オレンジなどのカラーをポストに使いますが、
お昼前後の入渓ということで、
ひととおり先行者に攻められた後で、魚はちょっとナーバスになっていると考えて、
ダン&オレンジのポストを選択しました。

使うロッドはスコットのG2 883/4 に 、マキシマの12ft7xの組み合わせ。
狭い渓ですので、ティペットは足さずにリーダー直結で釣り上がっていきますと、
すぐにこんな綺麗なアマゴがヒット、でもちょっと小さいね。



続けてこんなアマゴもヒット。ちょっとだけサイズがアップしました。
これはきっと天然モノでしょう、体つきがふっくらとしておりますね。



暖かい日並に恵まれたせいか、釣り上がるにつれてポツリ、ポツリとヒットしてくれるのですが、
残念ながら魚のサイズがイマイチ。

そこで、フックサイズを大きくして、良型にアピールしてやろうと、
#14のこんなパターンにチェンジ。
マエグロのウィングをグレー+ピンクで見やすくしたパターンです。
20yds以上離れても見える優れものですが、昼間なので暗い影の部分を狙うつもりでセレクト。



このフライで、重点的に日陰の部分を狙って行くと、
アマゴの反応はそこそこあるのですが、どうもフッキングが悪い。
#18サイズを食べ慣れている相手には、#14はちょっと大きいのでしょうか?
残念ながらこのパターンでは、一度もフッキングせず。
5〜6回は出たのですが...。

そこで、今度はこんなパターンにチェンジ。
#18フタバ LW の ピンクのポストです。



これでゆっくりと釣り上がって行きますと、このパターンはとても反応が良かった。
陽のあたる部分はもちろん、日陰に入れても良く見えますし、
#18サイズは魚が安心してくわえてくれます。

すぐにこんな綺麗なアマゴがヒット!
状態の良い魚ですね。



釣り上がるにつれてだんだん魚のサイズが良くなってきて、
こんなのや、



こんなのもヒット!



小さい渓のアマゴですので、大きなサイズは望めませんが、
フライの選択が予想取りでしたので、8匹ほどゲットして気分よく終了。
この季節は、フライのサイズが重要だと、改めて教えられました。