支流と本流ではどちらが面白い?その2 2012/06/25
今週の定休日(6/25)は、
もう一度、シムスのリバーテックウェーディングシューズ、通称BOAのテストをしますので、
前回と同様に、富山県側の庄川の本流と支流を釣ってみました。
結果からいえば、シューズ底の真ん中にあと2個のハードバイトクリーツを追加することによって、
滑り止め対策としては最高のものとなりました。
本流でも渓流でも、前回よりはずっとグリップ力が増しましたので、
ぜひ皆様も、前2個、真ん中2個、後ろ2個のセットをお試し下さるとよろしいでしょう。
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さて、ではまずは本流のほうから。
早朝の3時半に庄川本流に到着。
スコットL2H 1106/4 に、エアフロのレイジコンパクト360grの組み合わせで、
リーダーは9ft3Xを直結。
ドロッパーをつけようかどうか迷ったが、遠投する必要もあり、
絡むとやっかいなのでドロッパーはなしで、先端に#8 Stranger - SHE をセット。
ソフトハックルのエッセンスを詰め込んだ、本流の早い流れにも姿勢を崩さないパターンを試してみることに。
ダムの放水が始まらない早朝の時間帯には、
退屈しない程度に、これぐらいのサイズのニジマスが10匹ほどヒット。
どれも25〜30cmぐらいのチビッコニジマスですが、
コンディションの良い奴はジャンプしますので、引きが強くて面白い。
本流ではニジマスの産卵行動も見かけることがありますので、
ひょっとしたら、綺麗な奴は天然物かもしれませんね。
ダムの放水が始まって、流れの勢いが強くなってきた7時45分過ぎ、
まぁまぁのサイズのニジマスがヒット。
ファイトを楽しみつつ寄せてみると、40cmちょうどぐらいの綺麗なニジマス。
黒点が多くてワイルドな感じでしたので、
ひょっとするとこれも繁殖しているのかも、などと思える魚体でした。
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本流の釣果としては、もうこれで充分ですので、
車の中でしばらく昼寝したあと、馴染みの渓へ向かいます。
いつもの降り口に、お昼過ぎの3時半頃に到着。
今回は尺サイズを狙いますので、5Xのティペットに大物専用の#11BO(big one
only)をセット。
あいかわらず渓の水は少なく、まだ太陽は頭の上。
流れはこんな感じで渇水しておりますので、
出るかどうか心配でしたが、
100mほど釣り上がったところで、良型がヒット。
1匹目は29cmありました。
さらに100mほど釣り上がったところで、2匹目がヒット!
こちらは30cmちょうどの尺イワナ。
明るい時間帯の釣果としては、満足な結果です。
さらに100mほど釣り上がったところで、また良型がヒット。
これは28cm。
入溪してから1時間ほどの釣果ですので、もうこれで充分ですね。
あとは小場所を叩きながら、25cmクラスを10本ほどゲットして、
イブニングが始まる前の時間帯に納竿としました。
ところで、
本流でまぁまぁのサイズのニジマスを掛けますと、引きが強くて面白いですね。
それがコンディションの良い相手なら、ジャンプしますし、ラインもどんどん引き出されるので素晴らしい。
一方、
渓流で尺イワナがヒットしますと、石の下に潜り込もうと強引なファイトになりますが、
石をかわしながらのやり取りは、スリルがあってやっぱり面白い。
イワナは特に表情がどれも違いますので、今度はどんな奴がヒットしたのか、
顔を見るのも楽しみですね。
というわけで、
本流も支流もどちらも面白い。
両方の釣りが楽しめる富山側の庄川は、ほんと最高です。
また、福光、福野ルアー倶楽部の皆さんは、
放流資金を集めて、毎年のように庄川本流にニジマスを放流しておられます。
その素晴らしい行動力には、深く深く感謝したいと思っております。