夕方の4時半頃にポイントに到着して、さっそく入溪してみますと、
なんとそこには、
そう、真新しい足跡が...。
下流で人の気配がしましたので、ひょいと覗いてみると、
すぐ目の前の流れの中を、ルアーマンが釣り下りの真っ最中。
ずいぶん上の方から釣り下がってきたようで、
上流側には、水滴したたる出来立ての足跡が、ずっと続いております。
これではこの先は到底無理ですが、いまさらポイント替えをするわけにもいかず、
しょうがなく釣り上がる事になりました。
渓の水量はこんな感じで申し分なく、
あとは先行者の気配が消えるまで、時間との戦いになります。
案の定、最初はまったく魚の気配がありません。
ルアーマンが入った直後は魚が怯えてでてきませんので、少なくとも2〜3時間は間を置く必要がございますが、
今日はもうすぐイブニングの時間帯なので、薄暗くなったら少しは出てくるかもと思って、そのまま継続することに....。
で、1時間ぐらい過ぎたあたりから、ポツリポツリと反応があり、
いつもの＃13キハダで、こんなイワナを数匹ゲット。
やがて、周辺一帯に”カラスと一緒に帰りません”の歌が流れて、
だんだん周囲が薄暗くなってきますと、
夏場の定番、フタスジモン様がパタパタとハッチして、もう期待充分。
フライを視認性の良い＃11VSOPにチェンジして、ティペットもチェックして、
いつものプールでライズが出るのを今か、今かと待ち構えておりますと、
なぁ〜んの音沙汰もない。
釣り下ったルアーマンは、当然このプールも投げているはずですから、
警戒しているのでしょう、
せっかく水面を美味しいモン様が流れているのに、大物の姿が何処にもない。
それでも23ｃｍぐらいのイワナを数匹と、
まぁまぁのサイズのヤマメを2〜3匹ゲットしましたが、
残念ながら今夜のイブニングは不発。
くやちぃ〜