シーバスバチ抜け、5連荘で心も体もヘロヘロに...2011/05/08
ただいま名古屋港のシーバスは、バチ抜けの真っ最中。
年に一度のお祭り騒ぎですので、この季節には連夜の釣行となります。
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5/03は、ご常連の皆様と天白川で釣行会。
ところが、たまたま悪い日にあたってしまったようでボイルの姿がほとんどなし。
ボイルがないと引き波タイプのフライはまったく反応してくれません。
しょうがないので、沈めるパターンの#4バチ抜けバニーのホワイトを使って、
シコシコとリトリーブを繰りかえして、なんとか40cm弱を1匹ゲット。
その後もしつこくリトリーブを繰り返すものの、ゴールデンタイムのはずの22時を過ぎても反応がなく、
結局この日はこれ1匹で終わってしまいました。
ボイルのない日はゲームが成立しませんね、
釣行会に参加した皆様には、ホント申し訳ないことをしました。
ところで、釣行会に来ておられた天白川の常連お二人は、
この状況を見て、すぐに名古屋港の他のポイントに転戦。
しっかり釣られたのは立派です。
夏井様、シーバスゲットおめでとう!
長田様もシーバスゲットおめでとう!
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さて翌日の5/4は、天白川を諦めて難しいことで有名な名古屋港内の湾奥のポイントへ向かいました。
天白川は流れがありますので、魚が入っていればわりと簡単にヒットに持ち込めますが、
湾奥のポイントは止水域ですので、魚がフライを見る目がとてもシビア。
恥ずかしながらオイラもなかなか結果を出せません。
この日も浮かべたり沈めたりとあれこれ試してみたものの、結局はノーヒット、くやちぃ...。
ところが、ご常連の庄川名人のお二人はちゃんと釣っておられます。
ご覧のとおりで名人のお二人ともおめでとう!
オイラと何処がちがうのでしょうか?
やっていることは同じなのにと思っていたのですが、
次の日にご来店いただいたお二人から、思いがけないヒントをいただいたので、
さっそく5/5の夜に備えてフライを巻きます。
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けれども、5/5の夜は条件が悪く、残念ながら魚が回って来なかった。
魚がいなければ秘策も何もあったものじゃありませんので、
この日は2時間ほどで撤収することに...。
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翌日の5/6はちょっと風があって、
釣り始めた21時ごろにはポツリポツリとボイルの姿が散見されます。
さっそく庄川名人のお二人に教わった秘策を試してみることにして、
巻いたばかりのガグラーパターンでゆっくりと引き波を立てておりますと、
ガツンとヒット!
やったぁ、あれバレちゃった...。
もう1回ジワリとフライが重くなりましたが、残念ながらヒットに持ち込めず。
潮が止まる23時過ぎに撤収して、帰宅後にフライをチェックしてみると、ポイントが曲がっておりました。
コンクリの壁にあたってフックが駄目になっていたのでしょう。
けれどもちょっとヒントが見えましたので、明日の夜はきっと釣れそうです。
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5/7は朝からタイイングに精出しておりました。
沈めてもまったく反応がないので、引き波を立てるパターンに集中しようと思って、
某社のインジケーターをヘッドに仕込んだ新作ゾンカーを5〜6本巻いておきました。
昨日のガグラーパターンよりは、さらに浮力が増しております。
-#4 ヒキナミゾンカー -
これをロッドにセットして、21時ぐらいから投げちゃ引きを繰り返しておりますと、ようやくシーバスがヒット!
45cmぐらいでしょうか。
今日釣れなければ万策尽きそうでしたので、ホッとしました。
今夜で5夜連続、体力の限界に来ておりましたので、
たいしたサイズではありませんが、ホント嬉しくなります。
同行したニック氏に写真を撮っていただきますと、
連夜の釣行でヘロヘロ、眼が明けられないほどに疲労が溜まっておりますねぇ。
でも1匹釣れますと元気が出ます。
ようやくパターンを掴みかけたので、
続けて引き波パターンの新作を引っ張っておりますと、
ドスンと出ました50cmオーバー。
これは良く引いて面白かったぁ。
先ほどまでの疲労感もぶっ飛んで、眼が爛々と輝いております。
というわけで、春のお祭り、バチ抜けを追っかけた5日間、
おかげで体重が3kgほど落ちて、ダイエットにもってこいの1週間でした。