名古屋港シーバス、早朝2時出船で、仕事前にチョイと...。 2010/06/05


ご常連の青木様と早朝2時出船で明康丸さんにお願いしました。

キャプテンの小川さんによれば、
暑くなってきましたので、そろそろ明け方が釣れるとのことですが、
また、2時出船で6時ごろに戻ってくれば、その日の仕事に間に合いますので、
金曜や土曜の夜のように、たくさんの船と一緒にやりながらの混雑を避けることもできます。
本日はそんなことも考えながらの釣行です。

最近のベイトはご覧のイワシですが、



ちょっとサイズが大きくなってきて、
7cmぐらいに育っているとのことですので、

使用フライも、前回の#4シラスゾンカーからワンサイズ上げて、
#2のイワシゾンカーを使ってみました。

ボディの胸元はシルバーカラーで強調してあり、
水に入りますと、いかにもってな感じになります。



イワシゾンカーは、
ご覧のホワイト基調のチャートリュースヘッドの他に、イエローヘッド、ブルーヘッドと、



単色系のブルー、イエロー、チャートリュースがございますが、
それぞれ時間帯によって使い分けております。

夜間から早朝の暗い時間帯には、ホワイトベースのチャートリュースヘッドやイエローヘッド、
昼間の明るい時間帯には単色のブルーが基本で、
あとは潮の色によって使い分けております。
濁ったときや曇天、雨天などは、単色系のイエローやチャートもOKです。

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本日は、
あの憧れのハッチ7+とスコットのソルト用ニューモデルS4S 908/4のテストも兼ねており、
ボーズロッドとなるか、それとも爆釣タックルになるか、ちょっと心配しております。
何事も最初が肝心ですからね

ところが、
最初に入ったポイントはボイルバシバシで、40cm前後の中型サイズが投げるとヒットの連続、
懸念は何処かに吹っ飛んで、あっさりと爆釣タックルに決定、ホッとしました。
ラインはエアフロの40+コールドソルトのインタミを使いましたが、
深夜のボイルといえども、フローティングよりもインタミのほうが釣果が続くことが多いもの。
特に、先に他の船が入っていたり、釣られたりした後ですと、
フローティングラインでは嫌がって出てこないことも多くなります。
そんな時にインタミラインをつかいますと、釣果が天と地ほどの差がつくことがございますので、
水面でボイルが出ていたとしても、インタミラインは必需品となります。

ちなみにロッドのインプレッションにつきましては、
S4Sシリーズはなんといっても軽い、
在庫しているスコットの他のモデルと比較しても極めて軽く、
これなら長時間振りっぱなしでも疲れが少なくて助かるでしょう。

また、届いたばかりのロッドを店内でつないでみますと、他のスコットのモデルよりも硬くて、
こんなに硬いと、GやG2に慣れておられる方はちょっと違和感をお感じになるのではないかと思っておりましたが、
実際にラインを通して振って見ますと、それほど硬さを感じることもなく、
あぁ、やっぱりいつものスコットだと一安心、
軽くて投げ易いロッドですので、今後のメインロッドになりました。

特筆すべきはバットのパワーで、40cmクラスなら楽々抜けましたので、
60サイズとのファイトがとても楽しみです。

リールのインプレッションにつきましては、
ハッチはとても滑らかで、巻き上げの力も強く、現行のソルト用リールの中では
圧倒的に評価が高いといえましょう。
またスプールをシャフトではなく、本体全体で受けるような設計になっておりますので、
少々のことではびくともしない、
スプールを本体にセットした時の狂いが少なく、
そもそもシャフト自体が存在しないので、曲がることもございません。
ルックスの美しさとあいまって、現在発売されているソルト用のリールの中では、
これを凌げる存在はちょっとみあたらないように思います。
使うのが嬉しくなってしまうような逸品ですね。

しばらく爆釣ポイントを楽しんだ後は、
大物用にラインを同じ40+コールドソルトのDi7に変えて、深場のポイントを探ってみました。

満潮が23:17、干潮が5:41ですので、ちょうど満潮と干潮の間の時間帯で、
潮の流れがそれほどきつくないため、10mぐらいまでの水深なら充分に探れます。

40+コールドソルトのDi7は、ラインの構成自体が細くて水の抵抗が少ないため、
うまく沈めますと、潮の流れが緩い時には充分に10mラインも射程範囲にはいります。
この日も10mラインでの根ガカリを経験するほどでしたが、
残念ながら大物はお留守、またの機会ということになりました。

再度転進して今度は港内に停泊するタンカーの側面を釣ることに。
ずいぶん空が明るくなってきましたので、シーバスのボイルもなく遊泳層は下がっているはず。
5〜7mラインを狙うつもりで、キャスト後のカウントダウンを20、30、40とわけて釣っておりますと、
カウントダウン30と40で何発かアタリました。

魚が沈んでおりましても、Di7なら素早く沈めることができますので、
明るい時間帯でも、他のラインよりもはるかに有利に魚を釣ることができます。
本来ならDi7はコールドソルトの名前のとおり、
寒い冬の海で、深いタナに沈んだ魚を狙うためのラインなのですが、
暑くなってきた今の季節の、明るい時間帯にも釣ることができる、
ちょっと新しい世界が見えてきましたね。

というわけで、エアフロラインの高性能のおかげで、
深いタナを幾つか試したところで時間切れとなりました。

この時のアタリフライは#1/0 デシーバーのチャートリュース、
大き目のフライのほうが反応が良いですよ、とキャプテンの指示がありましたので、
さっそく使ってみましたが、結果はグッド!
港内はちょっと潮の色が悪いので、深いタナ狙いの時は目立つフライのほうがよろしいのでしょう。



最後に記念撮影パチリ、



青組のハッチ7+とスコットX2S 908/4の組み合わせ、カッコイイですね。
また大物狙っていきましょうね。

なお、今回のような早朝出船ですと、
5時か6時に戻ってくれば、昼間の仕事に余裕で間に合います。
この時間帯ですとライバルの船も少なくて、のんびりと楽しむことができますよ。
ぜひ皆様もお試し下さい。

詳細は明康丸さんまで。