ストーリーは大ハズレ、その3。大物ゲッター豊場さん。
2008/09/01
当方ホームページの尺サロンによく登場なされる豊場勇さんは、
今年シーズンも絶好調で、すでに20匹近く尺イワナをゲットされております。
直近の釣果はといえばご覧のとおり、
これは8/31に庄川に釣行されたときの画像ですが、どちらも尺オーバー、たいした腕前です。
普通、尺サイズを1日に2本も釣れば充分に満足でしょ。
ところが、豊場さん、まだ大きな奴がいるはずだけれども出てこないなどと悔しがっておられます。
それじゃぁ二人でやっつけなくちゃねなどと相談がまとまりまして、
本日(9/1)はイブニング狙いで庄川の源流部にやってきました。
豊場さんは二日続きの釣行ですね、タフな方です。
さて本日のストーリーは、
昨日とは打って変わって状況が悪く、釣れるかどうか危ぶまれたが→
薄暗くなってから待望のライズが出て、豊場さんが尺イワナゲット、→
ポイントを替わってもらったオイラにも、ちょっと遠慮してそれよりも1cm小さい尺イワナゲット→
二人でバシバシ写真を撮って、ルンルンで帰宅、ということになっておりますが、さてうまくいくかどうか...。
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ところで話しはかわりますが、嫁の母上の腫瘍マーカー数値は1/4ぐらいに激減してくれまして、
おかげさまで母上はただいま順調に回復しておられます。
その間、たくさんの方からアドバイスをいただいて、とても参考になりましたが、
豊場さんからも有益なアドバイスをいただいて、本当に助かりました。
実は豊場さんも8年ほど前に、スキルスの強烈な奴から無事に生還を果たしておられます。
スキルスはあのアナウンサーのIさんが患ったタイプですね。
Iさんは残念ながら不帰の客となられましたが、
豊場さんは胃を全摘されてもしっかりと勝ち残っておられます。
大物ゲッターとして凄腕の豊場さんは、
尺イワナだけではなく、また見事に人生そのものを釣り上げたと申せましょう。
その時に豊場さんが試された養生法を、逐一参考にさせていただきました。
母上へのアドバイスが本当にこれで良いのかどうか、不安なく話すことができたのは、
豊場さんの実際の体験に基づいたものでしたので、おかげで真実味がありました。
”お母さん、うちのお客様で末期から無事に生還された方は、玄米を食べておられるそうですよ”とか、
”そのお客様は、病気が直ったら絶対に釣りにいくぞと決めて頑張られたようですから、
何か目標を持ったらいかがでしょうね、直ったら温泉三昧にでも行かれたらどうですか”とか
豊場さんが病いと闘っておられたときのお話しをいくつか母上にお伝えしました。
母上もそれに勇気付けられて、病気と闘う気力を奮い立たすことができたと思います。
病は気からと申しますが、気力こそが一番大事かもしれませんね。
2日続けて釣りに行ける気力、これこそが元気の源でしょう。
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で、肝心の釣果はどうだったかといえば、
イブニングを待つ間に交代で釣り上がってみて、数匹づつゲット。
明るい時間帯でもけっこう釣れましたので、これなら薄暗くなる時間帯はさらにいいぞと期待が高まります。
周囲がだんだん暗くなって行くにつれて、待望のライズが出てくれたところまでは筋書きどおりだったのですが、
豊場さん、29.7cmゲット、なんてこったあと3mm。
オイラ29cmゲット、やっぱりなんてこったあと1cm。
なんと二人とも泣き尺とは...
本日のストーリーは大ハズレでした。
昨日の尺イワナは何処行った?
大物ゲッターの名人が二日続けて来られてはたまらんということで、お隠れになったご様子でした。