美濃FA、5連荘しちゃいました、その2。
2007/11/30
エボレスビーズフライの追試はだいたいOKでしたので、
次は、ミッジなどがハッチを始めた時に使う、秘密のニンフの強化ボディタイプをテストしてみました。
本来、秘密のニンフはシラメを狙う時のミジカオクロカワゲラのマッチパターンですので、
シラメ相手では鋭い歯を意識する必要がなく、ボディの耐久力があまりありません。
ボディに、ある特殊な要素を取り入れるために、強度を無視して作ってありますので、
ニジマスの鋭い歯があたりますと、簡単にボディが切れてくることがままあります。
天然のシラメが釣れるなら、ボディが弱くてすぐ壊れても全然文句のない、
一発必中、一撃必殺の特攻隊のようなフライでも全然OKなのですが、
ニジマスに使って、2〜3匹ヒットするたびにフライを交換していては、
コストパーフォマンスは最悪です。
そこで、通常はTMC531に巻いている秘密のニンフを、
管理釣り場にも最適なフッキングの良い103BL#17にチェンジして、
ボディをちょっと工夫して強化してみました。
カラーバリエーションは茶色のナチュラルカラーとブラックの2タイプ用意してあります。
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11/18(日)
本日、長瀬の橋のたもとの気温計は、6℃とちょっと寒くなっておりますので、
気温が上がるまではエボレスビーズフライを使って、
魚達の活性が上がってきたら秘密のニンフTBに変える作戦です。
虫の姿がポツリポツリと見え出した8:30以降に、#17秘密のニンフTBのナチュラルカラーをテストして、
ニジマスを12匹ゲット、最後にアマゴを1匹キャッチしました。
- #17秘密のニンフTBナチュラルカラーとニジマス −
秘密のニンフの使い方は、ツーハンドリトリーブで休みを入れず、ゆっくりと引き続けるのが肝心です。
また上の画像でお分かりのように、フックとティペットの結び方は、フリーノットをご使用いただきますと、
フライの水中での姿勢が安定しますので、ぜひお試し下さい。
アマゴも釣れましたよ。
- #17秘密のニンフTBとアマゴ−
幸いボディの強化は成功で、ニジマスを10匹釣ってもボディはびくともしなかったのですが、
103BLで良型のニジマスを掛けますと、残念ながらフックが伸びてしまいます。
次回は、フックをさらに強度のあるTMC102Y#17に変更して、チャレンジしてみましょう。
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11/26(月)
本日の長瀬の橋の気温計は2℃、ずいぶん冷え込みました。
こんな日は魚の活性が上がるのが遅いので、テストがうまくいくかちょっと心配です。
案の定、8時過ぎぐらいまでは冷え込みがきつく、魚の動きが悪かったため、
昨年大活躍のメルティングコメットで、フライをあまり動かさずに釣るしか手がありませんでした。
8:30を回る頃から少しづつ魚の活性があがってきましたので、
その時間帯から、102Yに巻いた#17秘密のニンフTBを試してみました。
9:30までにニジマスを17匹ゲット、そのうちナチュラルカラーで10匹、ブラックカラーで7匹ヒット。
どちらもボディは壊れることなく、1本のフライでOKでしたので、テストはとりあえず成功です。
次回もう一度追試して、ボディの耐久力が確認できましたら、テストは終了にしましょう。
- #17秘密のニンフTB ブラックも釣れました。−
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11/30(金)
本日の気温計は4℃でしたので、それほど活性は下がらないと期待したのですが、
どうしたことかポンドの魚達はほとんどやる気なし、日並が悪いのでしょうか?
最初はフライを追う気配が皆無で、しょうがなく#12エボレスビーズフライを使って時間調整。
5匹ほどヒットしたところで、だんだん気配が出始めましたので、
すぐに秘密のニンフTBナチュラルカラーにチェンジしました。
7:30〜9:00までにニジマスを20匹ゲット。
本日は1本のフライだけで20匹ゲットしましたので、テストは大成功。
これぐらい耐久力があればOKです。
口元に見える白っぽいフライが、20匹のニジマスをゲットした#17秘密のニンフTBナチュラルカラー。
本来はもっと茶色い色合いですが、さすがに20匹もヒットが続きますと、フライはぼろぼろになりました。
でも一度もボデイは切れませんでしたので、
TB=tough body タフボディと名乗っても良さそうですね。
これにて美濃FA、五連荘終了です。
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今回テストした#17秘密のニンフTBは、
シラメに効果的な秘密のニンフのボディを強化したパターンで、
管理釣り場で虹鱒を釣る場合に、
ミッジなどの虫類がハッチして、エッグやマラブーなどを無視されたケースで使うフライです。
効果的な使い方は、できるだけゆっくりと途切れないリトリーブを心掛けてください。
そのため、片手で引っ張るリトリーブでもよろしいのですが、
それですと、どうしても手を持ちかえる時にフライの動きが一瞬止まりますので、
フライの動きを止めないために、両手でのリトリーブをオススメします。
リトリーブのテクニックを見直すだけで、
ずいぶん魚のアタリが増えることに気がつかれることでしょう。
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- #17 秘密のニンフTB(タフボディ)−
右がナチュラル、左がブラックの2タイプです。
◎ #17 秘密のニンフTB 各色 1本 税込み399円
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