ヒイカ大魔王降臨、なんちゃって...
2006/12/03


”今朝ヒイカを狙ってみたら、エギで60パイ釣りましたよ”
若い友人の前川君から、刺激的な内容の電話。
こんな時は、瞬間湯沸かし器のごとく沸騰してしまいますので、
すぐに明日の釣行を約束します。

”今日(12/02)は満潮が3時43分で、1時過ぎから釣れてたから、
明日(12/03)は満潮が4時39分なので、1時半スタートね”
前川君はオラよりもうんと若いものですから、
スタートが朝の1時だろうが2時だろうが全然へっちゃら、こともなげに言ってきます。
1時半って、もちろん早朝の1時半のことですよ。
いくら暖冬気味とはいえ、年末12月の朝1時半ですよ、寒いに決まってます。
おまけに昨晩はシーバス船の出港が取り止めになったほどの強風で、
まだその風が残っていそう、辛そうだなぁ...

”おまえねぇ、オレはもう年寄りなんだから、朝の1時半に集合なんて、
そんなハードなスケジュール止めてくれよ”
とは思うのですが、まぁ先生に逆らっちゃぁいけません。
寒かったらスキをみて逃げちゃおうと思いつつ、
12時45分に布団を抜け出して、約束の場所に向かいます。

途中で寄ったコンビニでひょいと幟を見ますと、
バタバタとまるで何か生き物のようにはためいております、
風が強いと体感温度も下がりますから、寒いやろうなぁ。
お腹が痛くなったことにして、帰っちゃおかなぁ。
迷いつつも結局そのまま車を走らせて、約束の場所に1時半に到着。
さすがに先生、すでに来ております。
若いのに時間をキッチリ守る、なかなか立派な男ですね。

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もうこれ以上は着れないぞ、というぐらいコロコロに着込んでポイント到着。
連れてきてもらったポイントは、バックが取りにくいとのアドバイスで、
スコットのARC1196に6/7のスペイラインをセット、これならバックがなくても大丈夫ですね。
すぐにタックルをセットして、キャスティング開始したのですが、
10分やっても20分やっても、何もヒットせず。

強い風は全然止まないし、30分たったところであまりの寒さについにギブアップ。
おいもう帰るぞといってはみたものの、まだ満潮に間がありますので、
帰るに帰れません、未練たらたらでそのまま続行します。

やがて...
前川君1パイゲット、時計を見ると2時45分、そろそろ上げ潮ですので、チャンス到来ですね。



そしてついに...
オラにもヒット、嬉しいのですが、あまりの寒さに顔が死んでます。



ヒイカは群れで移動しておりますので、1パイ釣れるとバタバタとヒットが続きます。
引きもサイズもたいしたことはないのですが、釣り物の少ないこの季節には、
食べるとおいしいヒイカはとても喜ばれますね。



というわけで、寒風吹きすさぶなか、
5時まで我慢して12ハイゲット。

前川君の釣果もあわせるとご覧のとおり。
大漁でした。



やったでしょ、これで当分はヒイカの大魔王ということでよろしく。
釣れたら寒さは全然気になりませんよね、
大魔王、明日も降臨しようかなぁ...