謎の中国人T氏も、ついにメバルミノーの信者に... 2005/11/28



いつも一緒に釣行する謎の中国人T氏、実は大のメバルイーターにしてメバリストなんですね。
というのも、昨年シーバス船ルーキーズでメバルをガンガンヒットさせて、
キャプテン園氏のオススメどおり、刺身でメバルを食べてからは病みつきになってしまいました。
今回も軽く誘ったら、お腹をすかしたメバルのごとくあっさり食いついてきて、すぐに相談がまとまりました。

というわけで、11/28、PM16:30出船、
前回と同様に軽くシーバスをからかって、その後は本命のメバルに遊んでもらいましょう。

まずは最近ずっと調子の良い台船ポイント、昨日も良型のシーバスのボイルがあったとのことですが、
オラが行く時に限ってボイルがない。

続けて2〜3発シーバスのポイントを打っていくのですが、やっぱりボイルがない。
どうやらシーバスには徹底的に嫌われているようです。
それじゃぁしょうがありませんね、いきなり本命のメバルポイントに突入ですな。

今回はメバル専用に軽めの3番ロッドを用意しました。
倉庫からむかしシラメに使っていたスコットのSTS903を引っ張りだしてきて、
コートランドのゴーストティップクリアラインの4番をあわせます。

STSは張りがあってちょっと硬めのアクションですが、
重量がちょっとある#12メバルミノーを投げるのには、この硬めのアクションがグッド。
またゴーストティップクリアラインは、先端の透明度がどのメーカーのラインよりも優れており、
目の良いメバルをだますのには、ベストのラインですね。
残念ながら4番からしか生産しておりませんが、硬めの3番ロッドに4番ラインをセットしますと、
メバルのノリが一段と良くなりますのでこれでOK。
先端にフロロの9ft6Xのリーダーをセットして準備完了。
タックルとリトリーブの詳細については、いずれHP上で公開しましょう。

今日は満潮の下げ始めを狙って来ておりますので、条件はバッチリ。
ところが...
近くに大型船が停泊しており、灯りが煌々とついております。

これではメバルが散っちゃって釣れないかも、などとキャプテンがボソッとつぶやきますが
なんのなんの、オラの必殺メバルミノーがあれば爆釣ですから、
大船に乗ったつもりで小船に乗っててくださいって、なんのこっちゃ。

−メバルミノー勢ぞろい−

1本税込み714円、リトリーブのノウハウ付きでっせ。

すぐにタックルをセットして釣り始めますと、
ポツリポツリとメバルがヒットしてくるのですが前回ほどの勢いじゃぁない。
やはりキャプテンのおっしゃるとおり、明る過ぎてはNGなのでしょう。

でもメバルミノーのおかげで退屈しない程度には楽しめます。
20cmオーバーも出てきましたので、3番ロッドがギュンと曲がってくれて面白いこと。

−良型ゲット−

おいしそうでしょ。

ところで、謎の中国人T氏はどうかというと、
昨年のアタリパターンを一生懸命引っ張っているのですが、メバルが全然相手にしてくれません。
それはオラも先週実証済みで、アンタがやっているのは昨年のアタリパターンですよ〜、
今年はオラのメバルミノーじゃないと釣れねぇよ〜、
教えてあげよっかなぁ、ちょっと勿体ぶっちゃったりして、意地悪してみよっかなぁ、などと思っていると、
ついに諦めてオラのほうに擦り寄ってきました。

”フライをちょうだい”

イヒヒ、待ってましたその言葉、
”じゃぁ1本10,000円ね”などど冗談をいいながら、ボックスから1本取り出してT氏に渡します。
パターンを変えると彼にもヒットが出るようになりました。

T氏もついにメバルミノーの信者になってしまいましたね、
これで今日から幸せなメバリストの人生が魔っていることでしょう...
悪魔は待っていませんから大丈夫ですよ、イヒ。

−メバルゲットおめでとう!−


しばらくヒットが続いたので、場荒れを防ぐためにポイント移動。
先ほどより水深があるところでシーバスを狙ってみることになりまして、
ポイントについてみると、しめしめ小型ながらボイルがあります。

T氏、すぐにシーバスゲット。


オラは先ほどのタックルをそのまま使っていたのですが、
35cmぐらいのシーバスがヒットして、3番ロッドをバットまで曲げてくれました。
気分は大物ゲット!!!ですね。



ここはシーバスのポイントで、メバルはノーマークだったのですが、
メバルミノーをそのままつけて釣っていたところ、良型のメバルがガンガンアタック、
結局今回もグッドサイズのメバルを20匹ゲットして予定終了となりました。

なお、途中でキャプテンがこっそり投げたジグに、でっかいタケノコメバルがヒット!


左がキャプテンがゲットしたタケノコ、右がオラがゲットしたメバル、どちらもでっかいでしょ。
名古屋港内には、こんな小さい大物さんが潜んでいるのですね。
おまけに彼らはとってもおいしい!

今回の釣果は刺身になってT氏の胃袋に納まりましたが、
甘くって最高!とのことです。
今後さらに寒さが増すにつれ、メバルのサイズもどんどん良くなっていくでしょうから、
メバリストのメバル大王としましては、ますますこの釣りにのめりこみそう。
キャプテンまた予約お願いしまっす。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−
おまけの釣果。

LH店主、おいしいメバルの誘惑に抗し切れず、11月30日こっそり店を早仕舞い。
そんなことでいいのかぁ、わざわざ訪ねて来てくれたお客様の罵声も無視して、
伊勢道をぶっ飛ばして闇の灯りに浮かぶ鳥羽港周辺で、
爆釣パターン、#12メバルミノーの最終テスト。

3時間ほどで70匹以上のメバルをゲットして、無事にテストは終了。
”そのパターン、餌より釣れるんじゃないの”、
某ルアー船のキャプテンのお世辞が、いよいよ現実味を帯びてきた模様。

なお引き続き怪しい中国人T氏と同行して、メバルミノーの真髄を確かめるべく、
知多方面の各漁港に出没します。
良いポイントが見つかったら釣行会を開催します、みんなで行こうね。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−