背後霊?

先日のこと。
名古屋港のおかっぱりポイントに突撃したのだけど、
30分やっても1時間やっても、
全然アタリがない。

狙っているのはメバルかカサゴですが、
彼らのヒットがなくても、
小さいシーバスならよく釣れますので、
根魚系が駄目ならチーバスでも、

と思って小さいなシラスパターンを
シコシコと引っ張り続けたのだけど、
相変わらずアタリがないまま、
1時間半ほど過ぎてしまった。

海の釣りの場合、
難しいのは潮のタイミングで、
魚が居ても潮の動きが悪かったら、
スイッチが入らないことが多いので、
もう少したって、
下げが始まったらヒットがあるかも、
と思って、そのまま惰性で、
投げちゃ引きを繰り返していた。




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ところがこの日は、
潮が動き出しても反応が悪く、
釣り始めてからすでに2時間以上は経過しているのに、
相変わらず何のヒットもない。

おまけに、
なんだか背中のあたりがゾクゾクする。
ちょうど風邪でもひいたような感じで、
寒気もするので、
今日は早上がりにしようかと思っていた。

ただ、諦めるのも悔しいので、
ずっと投げ続けていると、
またまた背中のあたりがゾクゾクして、
まるで背後霊につかまったかのよう。
強烈な視線も感じます。

ジジィは案外に霊感が強いので、
ひょっとしたらと思って、
背後をひょいと振り返ると、
後ろのほうで小さい玉がキラリ。

ゲゲッ、ついに出たか?
火の玉かなぁ?
今日は止めときゃよかったよ。
わきの下に冷たいものが流れるのを感じつつ、
その光る玉を見ておりますと、
なんだかその玉が動く。

で、よ~く目を凝らしておりますと、
光る玉が二つになって、こちらのほうに向かってきたので、
震える手をおさえつつカメラを取り出して、パシャリ。

襲われる前に証拠写真を残しておこうと思ったのだけど、
パシャリとやったらニャァ~と鳴いた。

拡大して、

明るくしてみると、

お猫様でした。

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背後霊じゃなくて良かった~
ホッとしたのだけれど、
こんどはそのお猫様が、
ずっと背後霊のように後ろにへばりついていて、
全然動こうとしない。

”もしもし、そこにいるとラインが引っかかって危ないので、
ちょっと横にどいてください。”
などと頼んでも駄目。

これはきっと人慣れした猫で、
しょっちゅう釣り人から釣った魚をもらっているのだな。
オイラのことを名人と思って、
後ろから離れないに違いない。

それならそれで見事に釣って見せましょう。
そう思って、それから1時間ほどは、
あーでもない、こーでもないと、
いろいろやったのだけどまったく駄目。

潮が悪いと魚の気配がすべて消えちゃう時があるのだけど、
この日はそんな感じ。

さらに30分ぐらい悪戦苦闘して、
ようやくチーバスを1匹キャッチして、
”さぁ、お待たせしました”
と後ろを振り返ると、
ありゃま、
お猫様の姿は何処にもない。

オイラがあまりにも下手なので、
他の釣り人の所にでも行ってしまったのかも。

猫にまで見透かされてしまったオイラの下手さ加減、
この日は行かなかったことにしました。