2017年度、今年の漢字は「北」

道具屋ジジィが巷間賑わす時事問題について、
戯言いって憂さ晴らしする時事倶楽部。
今日も楽しいクラブ活動のはじまり、はじまり~

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2017年度に一番ふさわしい漢字は「北」だそうで、
先日、京都の清水寺で森清範貫主が、
恒例の揮毫を披露した。

2017年度の漢字は「北」

「北」が一番に選ばれた理由については、
弾道ミサイルや核実験の強行による、北の国の脅威の高まり、
などがあげられるとのことです。

確かに、11/29の弾道ミサイルの発射実験は、
アメリカ本土に届くものとの報道が紙面を賑わしたので、
”これはもう他人事ではないな”
と思った方も、多かったことでしょう。

「北」の文字に、たくさんの方の注目が集まるのも、
まったくもって当然のことですが…。

別の見方をすれば、
多くの国民に危機感を植え付けることに成功したので、
消費税の増税や、防衛力強化に大きな予算を割いても、
世論がそれほど反対しない、
という流れを作ることに成功した。
ジジィの悪い頭では、そんな風に思えて仕方がありません。

ちなみにICBMの値段をネット上で調べたところ、
アメリカ製の飛距離14,000kmの”ピースキーパー”
(名前が凄いぜ)で、70億ぐらい。
同じくアメリカの飛距離10,000kmの”ミニッツマン”で8億ぐらい、
とのこと。

北の国の火星12で、20億ぐらいといわれておりますので、
最新型の火星15では、ピースキーパーに近い値段になっても
おかしくありません。

仮に火星15が50億と仮定すると、そんな莫大な金額、
いったい何処からでているのだろう?
道具屋ジジィは不思議に思います。




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ミサイル発射するための原資は、
北の国の国民の、汗と涙の結晶でしょうか?
それとも、他の大国からの援助などがあるのでしょうか?
あるいはまた、危機感を煽られた周辺諸国の国民の、
尊い税金も還流しているのでしょうか?

資金源が何処にあるのか?
ジジィのボケナス頭では想像もつきませんが、
儲けることができる存在が何処かにあることは、
なんとなく想像ができます。

たとえば、
死の商人と呼ばれる武器商人は、
敵対する国の両方に危機を煽って、
両方に武器を売りつけて、
またお金がなければ融資もするのも吝かではありませんので、
どちらの国が勝っても負けても、
最終的には大きな利益を手にします。

ミサイルの発射実験成功によって、
当然のことながら周辺諸国は防衛力を強化しますので、
ここでも武器商人は大きく儲けて、
笑いが止まらないでしょう。

北の国がミサイルを発射するたびに、
彼らの懐が潤っていく。
ひょっとしたら北の国のミサイル製造に、
技術供与もしていて、
そこでも儲けているのかもしれませんね。

いずれにしろ武器商人にとっては、
どちらかが駄目になってしまわないように、
引っ張れるだけ引っ張ろうと思っている筈ですから、
なんとか体制を維持しつつ、
大気圏再突入の強度をあげたミサイルもそのうちぶっ放して、
周辺国はさらに防衛力増強に力を入れる。

ということは、
当分の間、実戦はないとジジィは考えるのですが、
皆様はいかがでしょうか?

アメリカが3隻も空母を展開しても、
実際の戦闘はなかった。
ということはあれは、ただ単に危機を煽るための
デモンストレーションに過ぎなかったわけで、
3隻の空母派遣によって、
アメリカの善良な市民の税金がたくさん使われて、
それがどこかの会社の懐に入って儲かった、
てなことになっているのかもしれませんね。

そしてそのお金が武器商人を通じて北に流れて、
北のミサイルはさらに航続距離と正確度を増していく…。

防衛力増強をせざるを得ない周辺国も、
国民の血税を投じて迎撃ミサイルなどを購入して、
それがまた武器商人を通じて北に流れていく…。

そんな還流システムが出来上がっているとしたら、
そのシステムをぶっ壊すことになるミサイルの
実戦使用など、ありえる筈もありません。

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ところで話しは変わりますが、
ここのところ、東北地方の海岸に、
北の国からの漂着船が何艘か流れ着いており、
船の中には、はかない姿になってしまった、
北の国の漁民の遺体がみられるそうです。

これの背景をネットで調べてみますと、
食料品の生産力増強のために、
冬の日本海に命がけで出漁する。
中には手作りの木造船で出港することもあるそうで、
そんな船で海が荒れたらひとたまりもない。
あっという間に沈没してしまうそうです。

武器商人の暗躍は当然あるのでしょうけれど、
無理やり出漁して漁獲を獲る人々が、
ミサイルの小さな部品や、
燃料代を献金しているのもありだとすると、
誰かの利益のために自分の命を差し出している、
北の国の一般の人々が、
本当にお気の毒でなりません。

幸いジジィは日本という国に生まれたので、
漂着船が流れ着く度に、
”気の毒だなぁ”とか、
”辛い人生だっただろうなぁ”
などと思うだけで済んでしまうのですが、

もしジジィが北の国に生まれていたら、
いったいどうやって生きていくのだろう?

漂着船のニュースや、
ミサイル発射のニュースがあるたびに、
日本に生まれた幸せを噛みしめておりますが、
さて、それだけで本当に良いのだろうか?

もっと他にやることがあるのではないか?

いつも複雑な気持ちにさせられます。

森貫主によれば、
「北」という字は二人が背を向けている姿を表しているそうです。

その二人が背を向けるのを止めるのは、
火星をぶっ放すのを止めるときかもしれませんが、
そんな将来など、
百年河清を待っても来ないかもしれませんね。

いやな時代に生まれたのかなぁ?